海外への配送をご希望の方は、Contactフォームよりお問い合わせください。
If you would like to ship overseas, please contact us using the Contact form.
【本について】
オンラインストアに載せている古本は店頭には並べていないものが多数です。店舗でご購入いただく際は、お気軽にお声がけください。
-
死ぬまで生きる日記
¥2,090
著:土門蘭 発行:生きのびるブックス 発行年月:2023年4月 四六判並 264頁 <内容> 「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情はちゃんと味わえる。それなのに、「死にたい」と思うのはなぜだろう? カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた記録。
-
ぼくはいったい どこにいるんだ
¥1,540
作:ヨシタケシンスケ 発行:ブロンズ新社 発行年月:2023年3月 257×205mm 32P 上製 ハードカバー じぶんのことをちずにしてみると、わかることがたくさんある。いまどこにいるのか、このあとどうしたいのか、なにがだいじなのか・・・ちずって、おもしろい! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 道を調べるための地図だけでなく、 自分の気持ちや未来の地図を作ってみたら、見えてくることがたくさんありそうです。
-
「能力」の生きづらさをほぐす
¥2,200
著:勅使川原真衣 発行:どく社 発行年月:2022年12月 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ18mm 264ページ 並製 <内容> 生きる力、リーダーシップ力、コミュ力… ◯◯力が、私たちを苦しめる。 組織の専門家が命をかけて探究した、他者と生きる知恵。 前職では「使えないやつ」が、現職では「優秀」になるのはなぜ? 移ろいがちな他人の評価が、生きづらさを生み出す能力社会。 ガン闘病中の著者が、その実態を教育社会学と組織開発の視点でときほぐし、 他者とより良く生きる方法を模索する。 <目次> はじめに プロローグ 母さん、僕は仕事のできない、能力のないやつですか? 第1話 能力の乱高下 第2話 能力の化けの皮剝がし―教育社会学ことはじめ 第3話 不穏な「求める能力」―尖るのを止めた大学 第4話 能力の泥沼―誰も知らない本当の私 第5話 求ム、能力屋さん―人材開発業界の価値 第6話 爆売れ・リーダーシップ―「能力」が売れるカラクリ① 第7話 止まらぬ進化と深化―「能力」が売れるカラクリ② 第8話 問題はあなたのメンタル―能力開発の行き着く先 第9話 葛藤をなくさない―母から子へ エピローグ 母さん、ふつうでない私は幸せになれますか? 伴走者からの言葉 磯野真穂 おわりに
-
いのちの居場所
¥1,870
著:稲葉俊郎 発行:扶桑社 発行年月:2022年6月 誰も排除されない 対等な社会を目指して いのちの混沌を越えて いのちの時代を生きる 軽井沢病院・院長として「すべての『いのち』が輝ける場所づくり」を始めた著者が語る、 これからの医療・社会のあり方とは。 *** 新型ウィルスの蔓延で、生活や価値観が一変し、 心が揺らぐ日々が続きました。 「生きている。それだけで価値がある。」 この短いながらも力強い言葉で、どれだけの人の心が救われることでしょう。
-
せいいっぱいの悪口
¥1,870
著:堀 静香 発行:百万年書房 発行年月:2022年10月 百万年書房の新レーベル「暮らし」より、第1弾となる作品です。 今日生きていることも、昨日生きていたことも全部本当。明日生きたいことも本当。今がすべてで、いやそんなはずはない。適当で怠惰であなたが好きで、自分がずっと許せない。事故が怖い。病気が怖い。何が起こるか分からないから五年後が怖い。二十年後はもっと怖い。今がずっといい。でも今が信じられない。なのに、今しかない。晴れていて、風が強くて、花粉がすごい。くしゃみが出る。(本文より) 詩人・堀静香さんによる、生活の記録。ほかの誰でもないわたしが今生きていることの、まるごとすべて。 【目次】 せいいっぱいの悪口 みんな魚 さわやかなかぜ 愛も希望も タクトを折る いきすぎた夜 日記 二〇一九年一〇月八日~一〇月一七日 はみだしながら生きてゆく 走馬灯の日々 オールドファッションと鶏皮 マンボウの下半身 日記 二〇二一年九月一〇日~九月二〇日 だれのことも スーと夫 豆を拾う 春がきらい 日記 二〇二二年三月二日~三月三一日 躑躅のマゼンタ、伊勢エビの赤 あーちゃんも あとがき
-
古いぬいぐるみのはなし
¥2,200
著:田村ふみ湖(マルカ) 発行:産業編集センター 発行年月:2022年2月 神戸の北欧雑貨店「マルカ」の店主、田村ふみ湖さんによる、ぬいぐるみの本です。 と言っても、ぬいぐるみの作り方が載っているのではなく、ぬいぐるみを愛する方達にぬいぐるみ達との出会いや思い出を聞き取りした一冊となっています。 私自身、子どもの頃から現在に至るまで、ぬいぐるみが大好きなので、パラパラと中身を確認しているだけで胸が熱くなりました・・ ぜひ皆様のお気に入りの子を抱っこしながら、読んでいただきたいです。
-
なnD 9
¥880
2022年10月20日発売 編集:森田真規(なんとなく、クリティック)、戸塚泰雄(nu)、小林英治(DU) 表紙・扉:冨井大裕 文庫本サイズ 執筆者: 木村彩子/後藤知佳/柴原聡子/ワダヨシ/森田真規/西尾孔志/迫川尚子/三品輝起/渡部 幻/西村 満/粉川哲夫/田中元樹/千葉美穂/折田侑駿/キデンセン/近代ナリコ/寺岡裕治/河内 卓 /モノ・ホーミー/竹田和也/桜井雄一郎/七里 圭/近藤恵介/伊藤 豊/小林英治/天野龍太郎/グラスパーゆきこ/矢本理子/三宅 唱/Tengyo Kura/おくやまゆか/檀上 遼/太田光海/山本浩貴/原 航平/田アミ/森山裕之/やべさや/Eunice Luk/冨井大裕 年に1度、刊行されている「なnD」の9号が入荷しました。 人生さまざま、日々もさまざま。 「Q あなたは、これから何をしますか?」もよかったです。 枕元に置いておいて、たまたま開いたページから行き当たりばったりに読んでいくのがおすすめです。
-
私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE
¥1,870
著:安達 茉莉子 発行:三輪舎 発行年月:2022年9月 装丁:矢萩多聞(Ambooks) 校正:牟田都子 「これでいいや」で選ばないこと。 「実は好きじゃない」を放置しないこと。 このエッセイにおいて著者は、「生活改善運動」をこう定義付けています。 「自分にとっての心地よさ、快・不快を判別し、より幸福なほうに向けて生活の諸側面を改善していく自主的で内発的な運動」と。 お金も時間も無限にあるわけではないので、例えば「子の校区内で広い庭付きの平屋の一軒家に住んで毎年ハワイに旅行したい!」というのはなかなか(かなり)難しい。 だけど、調味料をちょっといいものに変えてみるとか、駅まで自転車で行っていたのを歩きに変えてみるなど、そんな小さな変化でも日々の暮らしは違って見えてくるし、違う選択をした自分を少し好きになれそうな気がします。 レッツ新生活〜〜〜
-
偶然の散歩
¥2,200
作:森田真生 発行:ミシマ社 装丁:寄藤文平 発行年月:2022年9月 思索、数学、子供との時間、今という瞬間… 偶然の日々の中で一度きりのすぐ近くにある、永遠をつかみたい―― その思いを胸につづられ、あふれでてきた、詩のような言葉たち。 散歩は、子どもたちとの本当の散歩のときもあれば、先人や先達との、時空を超えた思索の散歩のこともあった。二度とない偶然の散歩を、心に刻みつけるように書いた。 (まえがきより) 日経新聞「プロムナード」全25回ほかを収録。 『数学の贈り物』から3年半、著者に訪れた大きな変化の感覚が息づくエッセイ集。 <目次> ――散歩に行こうよ 第一章 プロムナード 散歩へ/網/言葉を生きる/時差/転ぶ/数学の演奏会/「わかる」と「操る」/「アリになった数学者」/心が降り立つ/精進/役に立たない/数字の起源/未来の種/メタメディア/日本語の数学/生きがい/思い出す/メッセージ/読み、書き、数学/懐かしい場所/爽やかな風/学校の未来/得ることと手放すこと/「正しさ」の正しさ/偶然の散歩 第二章 偶然の家族 翁/二つの奇跡/生命/旅/家族/祖父へ 第三章 ともに歩く ともにあること/じっとその場で/道草の記憶/遅々として、遠くまで/家は思い出/一冊の本/誰にもわからない未来へ/月食/生きる ――永遠の散歩
-
ZINE『小学一年生』
¥1,100
SOLD OUT
作・発行:母アパレル 発売:2022年9月 サイズ:文庫本サイズ ページ数:全60ページ イラストレーター 武者小路晶子さんが、Instagramに「母アパレル」名義で息子さんの絵日記を載せておられるのですが、現在10歳の息子くん「マー坊」の小学1年生時代の1年間を記録し、 その中からお気に入りの60日をZINEとして発行されました! これから小学1年生になる人たち、かつて小学1年生だった人たち、 みんながワクワクしたり懐かしくなったりしながら楽しめる内容になっています。 なお、現在『小学二年生』『小学三年生』も作成中とのことで、楽しみです◎
-
『B面の歌を聞け』Vol.2 酒との付き合い方
¥1,100
SOLD OUT
編集・発行:太田明日香 発売:2022年6月 「B面とは、グローバル化した社会で資本主義の中で消費して経済を回して、お金を使って人や物の移動をよしとする価値観のなかで、いかに消費社会から逃れるかや自分でなんでもやろうとするDIY精神のこと」だそうです(巻頭言より) 縁あって当店でも2号からお取り扱いさせていただくことになりました。 酒と酒をめぐる人生模様・・・ そしてコロナと酒年表も大変興味深かったです。 「2020年6月1日学校再開、この頃からマスクが徐々に手に入り始める」 とか、既に懐かしい記憶・・ <目次> インタビュー 楽しさと面白さを分かち合いたくなる味 木谷ワイン 木谷一登さんインタビュー お話を聞いた人 木谷一登さん いつまでも心地よい気分が続くお燗の秘訣 酒うらら 道前理緒さんインタビュー お話を聞いた人 道前理緒さん 特集 酒との付き合い方 雑に飲んで、雑に死ぬ。 綿野恵太 酒豪と言われた私が、お酒をやめてみたら。 江角悠子 ムスリムとお酒 バーヌ ワインと生活と 丸茂正裕 地獄の沙汰も酒次第か? 神田桂一 コンビニで摂れるハードドラッグ 小田晶房 投稿 コロナと酒 小池利彦 吉田類『酒場放浪記』をB面的に眺めている 立石尚史 〈お酒にまつわるただのおしゃべり〉 ふふふのZINEメンバー(野呂巧、井上有紀、よしのさくら) 読書案内 酒と戦とコロナと女 太田明日香 特別付録 コロナと酒年表 特別企画 紙上B面ラジオ C面について 話し手 モリテツヤ 編集後記・次号予告 題字 山下陽光(途中でやめる)
-
小さいわたし
¥1,540
著者:益田 ミリ 発売:2022年6月 出版:ポプラ社 子ども時代を、子ども目線でえがく。 益田ミリ、4年半ぶりの書き下ろしエッセイ。 幼い頃、胸に抱いた繊細な気持ちを、丁寧に、みずみずしくつづります。「入学式に行きたくない」「線香花火」「キンモクセイ」「サンタさんの家」など、四季を感じるエピソードも収録。かけがえのない一瞬を切り取った、宝物のような春夏秋冬。38点の描き下ろしカラーイラストも掲載。 「おとなになると今日のことを忘れてしまうのかな。そうだとしたら、すごくいやだ。こどもの頃のわたしは、いつもそんなふうに思っていたんです。」(「はじめに」より抜粋) 「こども時代は本当に短いものです。長い人生のほんのひととき。なのにプリンのカラメルソースみたいに他の部分とはちがう特別な存在です。人がいきなりおとなに生まれるのだとしたら味気ないに違いありません。」(「おわりに」より抜粋) ――目次抜粋―― 【春】 入学式に行きたくない/四葉のクローバー/仲良しのひらがな/横断歩道のじごく/絵具をまぜてごらん/おへその心配/かわいい妹/「ん」がつく言葉/熱が出た/ずっときゅうけい/カスタネット 【夏】 水たまり/救急車/学校のトイレ/ピアノをひいた!/たからもの/金魚さん/カミナリ/プール/ねこふんじゃった/うちとちがう/線香花火/わたがし 【秋】 夏休みが終わって/小さいわたし/はんたい言葉/土のうさぎ/魚つり/お金のチョコレート/キンモクセイ/転校生/ふたつのおしゃべり 【冬】 サンタさんの家/ほうたい/お正月/たこあげ/わたしの雲/校長先生/ひみつのドッヂボール/帰ってきたクリン/春がくる
-
そもそも交換日記
¥2,090
SOLD OUT
著者:桜林直子/土門蘭 発売:2022年6月 仕様:四六判並製、346頁 編集者:徳 瑠里香 装画:あーちん デザイン:竹内宏和(藤原印刷株式会社) DTP・製本・印刷:藤原印刷株式会社 東京でクッキー屋さんを営むサクちゃん(桜林直子さん)と、京都で文筆業を営む蘭ちゃん(土門蘭さん)による、 「そもそも、友達って? 自由って? 幸せって?」など、 普段あまり意識することのない「そもそも」を見つめ直す往復エッセイです。 毎日毎日、今日から明日へとバトンタッチすることに追われて、ふと心にとまったりする出来事や事象があっても、スーッと頭の中を通り過ぎてしまったり、心の奥底にしまい込んだりして、気づけば1年、2年、、と月日が流れていたりします。 そんな中、「そもそもこれって・・」と考えたり、意見を交わしたり、おしゃべりしたり、 友達っていいな〜と思わせられる交換日記です。 ※この本には、日本で新型コロナウイルスが身近になり始めた2020年3月24日から2021年3月30日まで毎週交わした(cakesで連載)、1年分の日記が収録されています。 【目次一部抜粋】 そもそも「友達になる」って?/友達は両思いからはじまる 「自由」とは壁に囲まれたひとりの領域/自由と不自由の間、自分と誰かの間にある「言葉」 自分に正直であろうと決心したときのこと/後天的に素直さを手に入れる 人生は闘いじゃないのかも/「他人」が不足している 「自信」の正体/自信のなさは自分を知らないから 人間を人間でなくす方法/人間関係の「ドーナツ化現象」と「密室化現象」 「怒る」と「守る」は表裏一体/いいことには「信じる力」を、わるいことには「疑う力」を ないものねだり、あるものよろこび/嫉妬しないのは、自分がほしいものがわからないから 本当にあるのは「現在」だけ/SNSによる「受信過剰」 いい匂いがする言葉/書くのは泣くのと似ている かつての私が残した「文化」/「自分を大事にする」とは 人間以外のものに没頭したい/「ごはん食べに行こうよ」と言いたい 【著者プロフィール】 桜林 直子 1978年生まれ。2011年にクッキー屋「SAC about cookies」を開業する。自店のクッキー屋の運営のほか、店舗や企業のアドバイザー業務などを行う。noteにてコラム、エッセイなどを投稿、連載中。2020年よりマンツーマン雑談企画「サクちゃん聞いて」を開始。2020年3月にダイヤモンド社より著書『世界は夢組と叶え組でできている』発売。 土門蘭 1985年広島出身、京都在住。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングも行う。著書に、歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』、インタビュー集『経営者の孤独。』、小説『戦争と五人の女』がある。
-
さよたんていのおなやみ相談室
¥1,480
著者:さよたんてい 発行 : ぴあ株式会社 発売 : 2021年9月 約2年前に、関西在住の小学3年生の女の子「さよたんてい」がはじめた、どんなお悩みも解決する「さよふしぎたんていしゃ」。お悩みに答えるインスタグラムのアカウントや、その回答をまとめた自費出版本「こんにちは!さよふしぎたんていしゃです!」が、過去の名回答のほか新作も大量に追加し書籍化されました。 しみじみしたり、ハッとさせられたり、つい笑ってしまったり、とても楽しい一冊です。 小学生のみなさんにもぜひ読んでほしいなと思いました。 <目次> ・さよふしぎたんていしゃ設立のおはなし ・家族や人間関係の相談 ・恋愛の相談 ・職場や仕事の相談 ・日々の生活の相談 ・その他の相談 ・さよたんていからの逆調査依頼 ・さよへ ―― あとがきにかえて
-
親子の手帖 増補版
¥1,540
著 鳥羽和久 発売:2021年7月 出版:鳥影社 ◎増補版には、村井理子さんの解説と新項目が追加収録されており、全体の改訂も行われています。 *以下、出版社ホームページより抜粋* 福岡市の大濠公園近くにある現代の寺子屋。いつもキャンセル待ちが続く教室には150人以上の子どもたちが通っています。 『親子の手帖』で描かれているのは現代の親子のリアルな姿。寺子屋の中心人物である著者は、内容について「すべてフィクション」と語りますが、そこには、身を粉にして一心に親と子に寄り添ってきた人にしか書けない、親子の真実が切々と綴られています。だから、読む人が子育て中の親の場合には、この本と向き合うために少しの覚悟が必要でしょう。なぜなら親の現実をえぐる内容が続きますから。でも、それは決して親を責めるために書かれたのではなく、子どもの幸福のために、さらに、かつて子どもだった、いま毎日を懸命に生きる親のために書かれたもので、著者の徹底した(上目線でない)横目線からは、親と子への深い愛情が感じられます。話題は子育てにとどまらず、現代のさまざまな課題にアプローチしていますので、親ではない大人にもおすすめいたします。 目次 まえがき 第1章 私の不安を知ることで、子育ては変わる 1 親の不安は子に伝播する 2 親の言うことを聞かない子ども 3 子どもの叱り方 4 管理される子どもたち 5 全部、僕のせいなの? 6 放っておけない親 第2章 親はこうして、子をコントロールする 1 成功体験は危ない⁉ 2 ある母と娘との電話 3 親はこうして子をコントロールする 4 カンニングをする子どもたち 5 幻想の共同体、母と娘 6 親は子どもの「好き」を殺してしまうかもしれない 7 なぜ偏差値の高い学校を目指すのか 8 小中学受験と親 9 葛藤との向き合い方 10 受験直前の子どもとの付き合い方 第3章 苦しむ子どもたちと、そのとき大人ができること 1 学力と差別の問題 2 身近になった障害 3 「勉強ができない」と下を向かなくてもいい 4 LD(学習障害)の子どもの将来 5 発達障害の子どもと夫婦の問題 6 良い父親 7 良い母親 8 家庭でも学校でもない、第三の居場所 9 子どものいじめと大人の接し方 第4章 子どもの未来のために 1 子どもの夢について 2 大人になるということ 3 子育てに熱中すること、子育てから逃避すること 4 理解のある親と子どもの精神 5 親にとって子育てとは あとがき 増補版に寄せて 解説 村井理子 ********** 一人目の子の育休中に、ネット情報や育児本を見過ぎて、逆にしんどくなってしまった(本ではこう書いているのに全然思うようにいかない...など)経験から、いわゆる「育児本」からは遠ざかっていました。 そんな時、「あ、素敵な表紙だな」とたまたま手にしたのが、こちらの本です。 まえがきの "親子の関係は、親が子どものことを「わかる」「わかりたい」「わかるはず」と思うあまりに、こじれます。 (中略) 私が子どもに抱いている不安というのは、私が子どものことがわからないことから生じる私自身の不安なんだ、そういうふうにクリアに理解できれば、子どもに対する距離感が変わって、自分も子どもも肩の荷を下ろすことができるのではないでしょうか。" という箇所を読んだところで、ふぉーーと深く息を吐き、一旦本を閉じました。 こんなにも明確に、自分の漠然とした不安を言語化されたことがなかったので、驚きました。 再度本を開き、自分の言動を振り返ってバツの悪い気持ちになったり、腑に落ちたり、自分の子ども時代へと遡り、あの時すごく嬉しかったのは親が過度に心配したり怒ったりせずに起きた事実を淡々と受け止めてくれたからだったんだな、と再確認したり、心は揉みくちゃになりながらも、頭の中はスーッと整理されていきました。 親と子は、とても近くで日々寄り添い暮らしているけれど、いつかは離れてゆく存在。 怒ったりケンカしたり、もうイヤや... となりながらも、なんとかお互い良き日々を紡いでいけたらいいなーと思います。 そして行き詰まった時はこれからまた何度もこの本を開くと思います。 たくさんの方の心に寄り添い、時にガツンと衝撃も与えてくれる一冊です。
-
さよならのあとで
¥1,430
詩:ヘンリー・スコット・ホランド 絵:高橋和枝 発売:2012年1月 第1刷 2020年9月 第2刷 発行:夏葉社 死はなんでもないものです。 私はただ となりの部屋にそっと移っただけ。 私達は生きていく上で、大切な人との別れを避けて通ることはできません。 少しずつ少しずつ、覚悟を持って向き合う場合もあれば、 ついさっきまで笑い合っていたあの人が、シュッと消えてしまうようなこともあり、 別れを何度経験しても、胸が痛み、目が腫れ、底のないプールに落ちてしまったような気持ちに慣れることはありません。 毎日毎日悲しみに心を揺さぶられながら、それでも少しずつ日々の生活を営んでいかなくてはならない。そんな時に寄り添ってくれる本を選ぶとしたら、この1冊ではないでしょうか。
-
喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
¥1,540
山下賢ニ 発売日:2021年7月16日 発行:夏葉社 今年(2021年)、作詞家活動50周年を迎えられた松本隆さん。 京都のいくつかの喫茶店でぽつぽつと松本さんが語った、人生のいろいろを、ホホホ座の山下さんが本として形にされました。 対談ではなく聞き取りなのですが、行間からお二人の信頼関係や、喫茶店の情景が浮かび上がってくるようで、すごく心地よいです。 どんなお天気だったのかな?とか、やっぱり松本さんはブラックで珈琲を飲まれるのだろうか、いや、意外とクリームソーダだったりして、など想像が膨らみました。
-
くらすことの本 はじまりのうた
¥1,430
発行所 合同会社エプロン社 くらすことブックス 発行日 2019年3月28日 アートディレクション+デザイン 嶌村美里(studio nines) 編集長 藤田ゆみ 編集 松本あかね 【わたし自身のものさしをみつける】を編集の軸に、暮らしや食、からだとこころ、こども、教育、つながり、女性としての生き方などのテーマを深く掘り下げたり、違う視点でみてみたり、【今を生きるわたしたちの新しい智慧】を共有したい! という思いで創刊されました。 ぜひ、この本とともに、あなた自身のものさしを、みつけてみませんか? 目次 料理綺譚 野菜の声を聴く私 私の声を聴く野菜 京都『料理教室森田』の公開教室より ゆずちゃんの服 かえる食堂 松本朱希子さん 赤ちゃんは 話しかけられるのを待っている ~助産婦・岡野眞規代さんに聞く、産後一番にしたいこと~ Me Myself, Monica 写真 Koomi Kim 目に見えない「気」の世界に気づく 自分のものさしを作るレッスン 松田恵美子(身体感覚教育研究者) 「わたしの〇〇」 第1回 わたしの健康 中川たま、セトキョウコ、宮下愛、山田奈美、山口和宏、kuboぱん等 自分を知って冷えないからだづくり 奥津典子 『エルマーのぼうけん』が伝え続けること ルース・スタイルス・ガネット 三砂先生、結婚も出産も仕事もあきらめないで、 幸せに暮らす道はありますか? 三砂ちづる 夕べの祈り ルドルフ・シュタイナー
-
「ありのままのわたし」を生きる
¥1,690
発行所 合同会社エプロン社 くらすことブックス 発行日 2021年3月7日 アートディレクション+デザイン 嶌村美里(studio nines) 編集長 藤田ゆみ 編集 松本あかね 判型 B5変形 ページ数 フルカラー、112P “わたし自身のものさしをみつける”を編集の軸に、暮らしや食、からだとこころ、こども、教育、つながり、女性としての生き方などのテーマを深く掘り下げる「くらすことの本」。シリーズ2冊目となる今回のテーマは、”「ありのままのわたし」を生きる”です。 様々な分野で活動する女性たちに、”「ありのままのわたし」とは?”というテーマでお話を伺いました。そのほか、と整体・川﨑智子さんと考えるからだの話、自分自身そして周囲とつながる「コネクションプラクティス」特集、医師・臨床心理士の田中茂樹さんに聞く子育ての話、料理教室森田の森田久美さんの「お母さんへのお話会」などを収録。 自分の内側から聞こえる声に耳を傾けて気がつく、ありのままのわたし。わたしにしか歩けない道。この本とともに、見つけてみませんか。 目次 インタビュー「ありのままのわたし」とは はったえいこ(「tonerico」オーナー) 中山晶子(ロミロミセラピスト、「mahina pharmacy」主宰) nalu(唄い手) 太田明日香(編集者、ライター) 灰方るり(美術家) 靍久由利子(アーティスティックスイミングコーチ) 土井彩 (栄養士) エッセイ「耳をすませば」日登美 「いまの自分が一番新しい」 と整体・川﨑智子さんと一緒に耳をすます、からだの話 直感とつながる、人とつながる コネクション・プラクティス たとえ何があったとしても、 子どもを信じる思いは 微塵も揺るがないことを、信じる。 田中茂樹(医師・臨床心理士) お母さんへのお話会 人のはじまりの話 森田久美(料理教室森田) 詩 「注文の多い料理店」序 宮沢賢治 「子どもについて」神谷美恵子訳 『ハリール・ジブラーンの詩』より
-
【新本】『苦労の節約』
¥700
著者:森本武 出版社 : NPO K'sPoint 発売 : 2019年第3刷(1990年4月初版) どこまでも楽に生きたいひとに贈りたい「暮しのバイブル」 金、病気、仕事、人間関係、死。 苦労を減らす単純で本質的な対処法が紹介されています。 一家に一冊、ぜひ。 <目次> はじめに 金 金は無くても/生き延びるのにいくら要るか/金で人と繋がらない/無駄遣いの対策/金は善でも悪でもない/まさかに備える金 病気 病気とは何か/病気はそのままで不快なし!/病苦の予防/心と病気/姿勢と病気/呼吸と病気/食事と病気/排泄と病気/睡眠と病気/運動と病気/光による治療 仕事 なぜ働くのか/稼業と天職/真実だけが天職となる/対症療法としての仕事術/正しいサボり方/仕事の上下/仕事は「助け」 人間関係 気がね/敵意/愛は物理的力でもある/恋愛/飽きる愛/孤独/別れ/不調和/性欲の苦労/罪は実在しない/肉欲の沈静化 死 過去の「死」/苦労の種としての死/死なないなら怖くない/不死/去っていった人に祝福を/死を超えて今を生きる
-
なnD 7.5
¥550
2020年9月1日発売 編集:森田真規(なんとなく、クリティック)、戸塚泰雄(nu)、小林英治(DU) 装画:正一 デザイン:nu 文庫本サイズ・全32ページ 「今、そこから何が見えますか?」 をテーマに 綴られた文集です。 執筆者: 近代ナリコ 迫川尚子 キデンセン 山下賢二 毛利悠子 三宅唱 小森はるか 髙橋政宏 竹田和也 Eunice Luk テンギョウ・クラ グラスパーゆきこ 近藤恵介 三品輝起 小林英治 John Tang tsehiuyu
-
【新刊】コロナ禍日記
¥2,200
著 植本一子 円城塔 王谷晶 大和田俊之 香山哲 木下美絵 楠本まき 栗原裕一郎 田中誠一 谷崎由依 辻本力 中岡祐介 ニコ・ニコルソン 西村彩 速水健朗 福永信 マヒトゥ・ザ・ピーポー 四六判・並製・448ページ 2020年8月13日発売 装丁 内川たくや タバブックスより、本日発売の『コロナ禍日記』が届きました。 2020年春、日本や世界各地で暮らす17人の日記を収録した本です。 コロナ禍の中、一人一人が何を感じ、どう過ごしていたか。 まだまだ収束の気配はないですが、誰にとっても忘れられないあの時期の記録を手に取っていただけたらと思います。
-
富士日記(新版) 上・中・下 全巻セット
¥3,124
SOLD OUT
著者:武田百合子 出版社:中央公論新社(中公文庫) 状態:新刊 富士山麓で、夫で作家の武田泰淳氏、娘の武田花さんと過ごした日々の日記。 毎日の献立であったり、自然に囲まれて過ごす日常が綴られています。 とても魅力あふれる文体で、時々読み返したくなります。 ※ホホホ座西田辺オリジナルブックカバーを付けてお送りします。 〈巻末エッセイ〉上巻:大岡昇平、中巻:しまおまほ、下巻:武田花
-
ホホホ座の反省文
¥1,980
著者:山下賢二、松本伸哉 発売日:2019年6月15日(全国発売は6月21日) 発行:ミシマ社 本の状態:新刊 ホホホ座員2名が現在、「センスがいい」とされている様々なことへの違和感を自戒を込めて綴った本です。どんどん単一化され選民的に差別化されていく見せ方や仕上げ方。「清潔と特別」を備えたことだけがセンスがいいのか?本当の粋とは? ほかには、ホホホ座が全国10店舗まで増えていった経緯はもちろん、各店舗の取材インタビューを敢行。それぞれの事情に迫ります。 本の主題としては「セレクトショップ的なものの再考」が最初から最後まで展開されています。 批判の本ではなく、愛を込めた「指摘」の本です。 さらに大事な要素として、自営業者たちのあえぎや、店を続けるということの本当のしんどさなどが実際の言葉として証言されています。その日々の先に見えてくることがここにあります。 <ホホホ座の反省文 目次> 名前言いにくい 第1章 ホホホ座への道 ・酔いどれ ・しらふ ・センスの落としどころ ・わたしが取材をはじめた日 ・実力で入った唯一のメンバー登場 ・「地域おこし」はしない 第2章 左京区ゆるい問題と「どう食う?」問題 ・溺れそうになる町 ・ゆるせるゆるさゆるせないゆるさ ・暮らしだろ ・サブカルでは食っていけない ・ブームとしての「理想の暮らし」 ・燃えカスのプライド 第3章 店を耕す農夫たち ~加地猛との対話~ ・かけらもない高校生の頃 ・若造まるだし ・レコード売ってレコード買う ・100000t すんのかい ・店やめたいとか思う? 第4章 ホホホ座のやり口 ・コラ、調子に乗れ ・その感傷、誰の? ・屋号遊び ・「味」なデザインの味付け 第5章 親戚紹介 ・初めての親戚 ~ホホホ座尾道店コウガメの場合~ ・サブカルチャーをほおばって ~(本)ぽんぽんぽん ホホホ座交野店の場合~ ・観光地でホホホ座をやってみた ~ホホホ座三条大橋店の場合~ ・物ではなく企画を楽しむホホホ座 ~今治ホホホ座の場合~ ・主婦とホホホ座 ~ホホホ座西田辺の場合~ ・唯一シュッとしたホホホ座 ~ホホホ座金沢の場合~ ・セカンドキャリアにホホホ座 ~ホホホ座珈琲大野の場合~ ・福祉っぽさって何かね? ~ホホホ・ザ・わいわいの場合~ 第6章 往復便多 ・金 ・人 ・本 ・文 ・粋 終章 わたしたちの日々 ・松本伸哉の生活 ・山下賢二の日々 ************************* ホホホ座西田辺についても掲載してもらっています。 ぜひ!!