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恋愛の哲学

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著:戸谷洋志
出版社:晶文社
初版:2023年4月
判型・頁数:四六判並製・236頁

狂うのが、愛。
憎むのが、恋。

哲学は「恋愛」を語ることから始まった。
クズへの愛はなぜ成立するのか?
なぜ私は愛されたいのか?
永遠の愛はどこまで続くのか?
――すべて哲学が答えます。
現代に流れる「ロマンティック・ラブ」の幻想を解体する驚愕の哲学入門

紹介するのは、プラトン、デカルト、ヘーゲル、キルケゴール、サルトル、ボーヴォワール、レヴィナスの七人。彼らはそれぞれが違った仕方で人間と世界の関係を捉え、その人間観の中で恋愛(哲学)を論じている。恋愛とは何かを考えることは、そもそも人間とは何かを問い直すことを要求する。本書ではそれらを全体として再構成することで<恋愛>を広い視野の元で捉え直していく。

<目次>
はじめに

第1章 なぜ誰かを愛するのか?――プラトン
第2章 なぜ恋愛に執着するのか?――デカルト
第3章 なぜ恋人に愛されたいのか?――ヘーゲル
第4章 永遠の愛とは何か?――キルケゴール
第5章 なぜ恋愛は挫折するのか?――サルトル
第6章 女性にとって恋愛とは何か?――ボーヴォワール
第7章 なぜ恋人と分かり合えないのか?――レヴィナス

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