海外への配送をご希望の方は、Contactフォームよりお問い合わせください。
If you would like to ship overseas, please contact us using the Contact form.
【本について】
オンラインストアに載せている古本は店頭には並べていないものが多数です。店舗でご購入いただく際は、お気軽にお声がけください。
-
いなくなくならなくならないで
¥1,760
著:向坂くじら 出版社:河出書房新社 発売:2024年7月 判型・頁数:単行本四六版 ・ 168ページ 死んだはずの親友・朝日からかかってきた一本の電話。時子はずっと会いたかった彼女からの連絡に喜ぶが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。 デビュー作にして第171回芥川賞候補作。
-
【古本】でんでんむしのかなしみ
¥700
作:新美南吉 絵:かみやしん 出版社:大日本図書 出版:2010年2月(第28刷) 対象:中学生ぐらい~ 状態:古本。カバーに多少擦れや小傷があります。 ◎収録作品◎ 〈詩〉一年生詩集の序 でんでんむしのかなしみ 里の春、山の春 木の祭り でんでんむし ======================= あらすじ(「でんでんむしのかなしみ」) ある日のこと、でんでんむしは気づきます。 「わたしは いままで、うっかりして いたけれど、 わたしの せなかの からの なかには、かなしみが いっぱい つまって いるではないか。」 そして周りのでんでんむしたちに話を聞きにいき、最終的に、 「かなしみは、だれでも もって いるのだ。わたしばかりではないのだ。わたしは、わたしの かなしみを、こらえて いかなきゃ ならない。」と気づきます。 とても美しく強さも湛えたお話なので、ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。
-
【古本】うまやのそばのなたね
¥700
作:新美南吉 絵:かみやしん 出版社:にっけん教育出版社 出版:2001年12月 対象年齢:小学校低学年ぐらいから 状態:古本。カバーに擦れや傷があります。また、裏表紙見返しページにシールを剥がしたような小さな傷みがあります。 なのはなたちが初めて見た世界は、光と、あたたかさにあふれていました。 新見南吉の、もぎたてのくだもののようにみずみずしい、幼年童話絵本です。
-
百年と一日
¥792
著:柴崎 友香 出版社:筑摩書房 発売:2024年月 判型:文庫判・240頁 学校、家、映画館、喫茶店、地下街の噴水広場、島、空港…さまざまな場所で、人と人は人生のひとコマを共有し、別れ、別々の時間を生きる。屋上にある部屋ばかり探して住む男、戦争が起こり逃げて来た女と迎えた女、周囲の開発がつづいても残り続ける「未来軒」というラーメン屋…この星にあった、誰も知らない34の物語。1篇を増補し、待望の文庫化。 解説 深緑野分
-
埃だらけのすももを売ればよい ロシア銀の時代の女性詩人たち
¥2,200
著:高柳聡子 出版社:書肆侃々房 発売:2024年2月 判型・頁数: 四六判・上製・184ページ 「詩集とはある世界観の具現であった」 ロシア文学におとずれた興隆期「銀の時代」(1890~1920年代)。ペテルブルクの古書店で偶然見つけた詩集を手がかりに、100年前の忘れられた15人の女性詩人たちのことばを拾い上げる。 【目次】 まえがき 1 遠い異国を見つめて アデリーナ・アダーリス 2 もっとも忘れられた詩人 マリア・モラフスカヤ 3 戦争と詩を書くこと アンナ・アフマートワ 4 詩は私の祈りである ジナイーダ・ギッピウス 5 二つの魂を生きて チェルビナ・デ・ガブリアック 6 私の身体は私のもの マリア・シカプスカヤ 7 誰も見ぬ涙を詩にして リュボーフィ・コプィローワ 8 風そよぐ音にも世界は宿り エレーナ・グロー 9 「女の言語」を創出せよ ナデージュダ・ブロムレイ 10 昼の太陽と幸福と、そして夜の闇と テフィ 11 すべての詩は啓示となる アデライーダ・ゲルツィク 12 わが歌は私が死んでも朝焼けに響く ガリーナ・ガーリナ 13 テクストの彼岸にいる私 リジヤ・ジノヴィエワ=アンニバル 14 ロシアのサッフォーと呼ばれて ソフィア・パルノーク 15 私は最期のときも詩人である マリーナ・ツヴェターエワ 「銀の時代」主要人物 参考文献 あとがき
-
【古本】デューク
¥1,200
SOLD OUT
文:江國香織 画:山本容子 出版社:講談社 出版年月:2000年11月 状態:古本。表紙カバーにやや傷み、傷があります。本文はおおむね良好な状態です。 クリスマスソングが流れる街で起きた奇跡。 愛する犬・デュークが死んでしまった。悲しくて涙が止まらない私の目の前に現れた少年。 晴れた冬の1日を彼と過ごした私が受け取ったメッセージは……。 『つめたいよるに』所収の「デューク」を底本としています。 ※グラシン紙を巻いてお送りします。
-
新しい天体
¥990
SOLD OUT
著:開高 健 出版社:筑摩書房 発売:2024年5月 判型:文庫判・352頁 時は1970年代・昭和の頃、"相対的景気調査官"なる珍奇な役職に就かされた一人の男が官庁にいた。彼の任務は全国各地津々浦々の名物グルメを食って食って食いまくり、大衆の食が景気にもたらす影響等々を報告すること……。「新しい御馳走の発見は人類の幸福にとって天体の発見以上のものである」絶品・珍品勢ぞろい、疾風怒濤の美味探求。究極の食レポ紀行小説! 解説 福澤徹三
-
【古本】早稲田文学増刊 女性号
¥1,800
SOLD OUT
責任編集=川上未映子 発行:筑摩書房 状態:古本。表紙に小傷あり。角にやや折れあり。本文中は良好な状態ですが、表紙をめくってすぐのページにわずかな汚れがあります。 責任編集=川上未映子。 「女性」と「書く」ことの関係性をテーマに、古今東西82名が参加 エドナ・セント・ヴィンセント・ミレー 小澤英実=訳 石垣りん ルシア・ベルリン「掃除婦のための手引き書」岸本佐知子=訳・解説 多和田葉子「空っぽの瓶」松永美穂=訳 津村記久子「誕生日の一日」 佐藤文香「神戸市西区学園東町」 イーユン・リー「かくまわれた女」篠森ゆりこ=訳 小山田浩子「蟹」 井上佐由紀 伊藤比呂美「夏のおわり。秋のはじめ。」 他