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【本について】
オンラインストアに載せている古本は店頭には並べていないものが多数です。店舗でご購入いただく際は、お気軽にお声がけください。
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学びのきほん 大人のためのお金学
¥770
著:中山 智香子 出版社 : NHK出版 発行日:2023年7月 判型・ページ数:A5判・112ページ ※ソフトカバーのテキストタイプの本です。 お金って何?――子どもに聞かれて、どう答える? 現金にクレジットカード、「Pay」から「仮想通貨」まで、お金のあり方が多様化する現代。2022年からは「お金のリテラシー」を子どもに身につけさせるために、中学と高校で「金融教育」が始まった。しかし、学校でお金の授業を受ける機会がなかった大人は、どれだけリテラシーを身につけているだろうか。お金はどのように誕生したのか。資本主義の暴走で生まれた「お金主義」とは。その歴史をザックリたどりながら「市場」「資本」「投資」など数々の必須知識を身につける。「お金は自由に創造できる」「上手に増やそう、は恐ろしい」……お金の本質を知ることができれば、今の常識がくつがえる。子どもに教えたくなる新しいお金の教科書。 (出版社HPより)
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みな、やっとの思いで坂をのぼる 水俣病患者相談のいま
¥1,980
著:永野三智 出版:ころから 発売:2018年9月 判型・頁数:四六変形判・256ページ・並製 不知火海を見下ろす丘の上に水俣病センター相思社はある。 2004年の水俣病関西訴訟の勝訴にともない、「自分も水俣病ではないか」との不安を抱える数千の人たちが、いまも患者相談に訪れる。 著者は、相思社での患者相談などを担当する日常のなかで、自分の生まれ故郷でいまもタブーとされる水俣病事件の当事者たちと接するようになり、機関紙で「水俣病のいま」を伝えるための連載「患者相談雑感」を開始した。 本書は、本連載をもとに大幅に加筆して一冊にまとめた記録だ。 「やっと思いで語り出した人びとの声」がここにある。
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日常的な延命 「死にたい」から考える
¥1,980
著:小川和 出版:ナナルイ 発売:2024年4月 判型・頁数:四六判 324ページ 並製 ふと「死にたくなる」ことがある。 著者の小川和は「『死にたい』とはどのようなものなのか。無論、答えは人それぞれに異なっている。だからこれは、自分で自分の悩みに答えを出すために書いた」と語る。 例えば、座間9人殺害事件がどう「死にたい」と関連しているのか。SNS上の言葉を分析。関連する願望として「承認欲求」に対する「安心欲求」論を展開する。さらに自身の体験から「ひきこもり」と「移民」を結びつけて、自殺に至らないための方法を探る。 制作、ひきこもり移民、承認欲求、筋トレ、カフカ、インディペンデント・アニメーション、親密圏、呪術廻戦、ONE PIECE、TikTokなどをベースに、「死にたい」について考えていく。 <目次> 序論 承認欲求社会の生きづらさ 第1部 安心欲求論 1章 「死にたい」の宛先 2章 「死にたい」に込められた2つの願望 3章 安心欲求の摘出 4章 制作で流れる 5章 ひきこもり移民というダイブ 6章 個人作家アニメーションと抽象性の現在 補遺 自殺予防のセーフティネット 第2部 バーチャル/アクチュアル主体論 7章 相対性のブラックホール 8章 筋トレと自己準拠的な身体 補遺 『呪術廻戦』、 『PIECE ONE』 の断片的な考察 第3部 幽霊的「死にたい」論 9章 郵便的不安の重なり 10章 2010年代の躁鬱 補遺 Z世代にみる承認と安心の掛け算 第4部 フランツ・カフカ論 11章 だれが 『変身』 するのか 12章 『訴訟』 の謎多きプロセス 日常的な延命
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【古本】この街に生きる 阪神大震災神戸・長田区から 牧田清写真集
¥1,000
著:牧田 清 発行:解放出版社 発行年:1996年1月 状態:古本。特に大きな傷みはありません。 日本人と在日外国人が共に働き暮らす街。様々な社会的課題を今に残しつつも人々が支え合う街。弱い者を置き去りにしない街。そんな街を心から愛するフォトジャーナリスト牧田清が撮り続ける震災後の長田区。
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能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ(シリーズ「あいだで考える」)
¥1,540
著:最首 悟 装画:中井敦子 発行:創元社 発売:2023年8月 判型・ページ数:四六判変型 168mm × 130mm・160頁 著者の第4子で重度の知的障害者である星子さんとの暮らしや、津久井やまゆり園事件の犯人「植松青年」との手紙のやりとり、また1977年から通い続けた水俣の地と水俣病などについて、87歳の著者が10代の若者3人と対話を重ねた記録です。 能力主義と優生思想、人とのかかわり、個・自立・責任、差別、脳死、人の生死といのち……などをめぐって話しあい、いのちに価値づけはできるのか、「共に生きる」とはどういうことかを考えます。 “わかろうとする努力は、「結局は、わからない」とあきらめるのではなく、<いのち>を生きていく希望なのです。″ (「はじめに」より) <目次> はじめに 参加者の紹介 第1回 頼り頼られるはひとつのこと 「3人の自分」と星子さんの誕生 星子さんとの暮らし 頼り頼られるはひとつのこと コラム 「聴(ゆる)す」=心をひらいて聞く 第2回 私の弱さと能力主義 「弱さ」と能力 やまゆり園事件の植松青年とのかかわり 能力で人の生死を決められるのか 第3回 開いた世界と閉じた世界 社会の中の優生思想 自立と自己責任 「個人」の西欧と「場」の日本 コラム 「いる」と「ある」の違い 開いた世界と閉じた世界 コラム 日本語の中の成り行き主義 いのちの中の死と生 第4回 いのちと価値のあいだ 差別と水俣病 石牟礼道子が伝えた水俣 いのちと価値のあいだ おわりに いのちと価値のあいだをもっと考えるための 作品案内 ※グラシン紙を巻いてお届けします。
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新版 屠場
¥3,960
写真:本橋 成一 出版社:平凡社 出版年月:2021年4月 かつてあった大阪・松原屠場で働いていた職人たちが、熟達した技術で屠畜解体する場面を迫力あるモノクロ写真で撮影した貴重な記録。文・鎌田慧。新版にあたって英文も併記。 (出版社HPより) 保護用の透明セロファンを巻いてお送りします。
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小山さんノート
¥2,640
編:小山さんノートワークショップ 出版社:エトセトラブックス 発売:2023年10月 判型・頁数:四六判変形・並製・288ページ 2013年、東京都内のとある公園で「小山さん」と呼ばれていたホームレスの女性が亡くなった。ブルーシートのテントに多くのノートを遺して。 時間の許される限り、私は私自身でありたいーー2013年に亡くなるまで、公園で暮らしながら、膨大な文章を書きつづっていた小山さん。町を歩いて出会う物たち、喫茶でノートを広げ書く時間、そして、頭のなかの思考や空想。満足していたわけではなくても、小山さんは生きるためにここにいた。 80冊を超えるノートからの抜粋とともに、手書きのノートを8年かけて「文字起こし」したワークショップメンバーによるそれぞれのエッセイも収録。 出版社HPに序文が掲載されています。 「はじめに――小山さんノートとワークショップ」(登久希子) https://etcbooks.co.jp/news_magazine/koyamasan_hazimeni/ <目次> 目次 「はじめに――小山さんノートとワークショップ」登 久希子 「小山さんが生きようとしたこと」いちむらみさこ 小山さんノート 序 章 1991年1月5日〜2001年1月31日 第1章 2001年2月2日〜4月28日 第2章 2001年5月7日〜8月21日 第3章 2001年8月22日〜2002年1月30日 第4章 「不思議なノート」 2002年9月3日〜10月4日 第5章 2002年10月30日〜2003年3月16日 第6章 2003年7月3日〜2004年10月12日 小山さんノートワークショップエッセイ 「小山さんとノートを通じて出会い直す」吉田亜矢子 「決して自分を明け渡さない小山さん」さこうまさこ 「『ルーラ』と踊ること」花崎 攝 「小山さんの手書きの文字」藤本なほ子 「沈黙しているとみなされる者たちの世界」申 知瑛
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正直個性論
¥1,980
SOLD OUT
著:水野しず 発行:左右社 発売:2024年5月 判型・ページ数:四六判・224頁 バブル経済崩壊、平成のゆとり教育、蔓延る自己責任論、SNS社会── 平成から令和にかけて膨らんだ「個性」の幻想を打ち砕く、POP思想家・水野しずの論考集第二弾! 「好きなことで生きていきたい」 「バイトしてる自分なんて自分じゃない」 「特別な人になりたい」 「個性」に振り回される人々に向けてよりマシな道を提示する。 生き方を揺さぶる、電撃哲学書! 【目次】 ●序文(今から常識では考えられないほど正直な個性の話をします) ●「個性」 「好きなことで生きていく」という脅迫 鬼滅の刃はなぜあんなにヒットしたのか ●個性=平凡 それでも個性がほしい! 共感という誤解 個性とうまさ ●正直 心の負債総額算出方法 「俺はいいけど、矢沢はどうかな?」現象 ●巻末 面白さの判断 ~心の隠蔽テクニックを分析してアプローチする、主体性回復マニュアル~ 個性ではないもの一覧表 「正直個性論」Q&Aコーナー ※保護用のグラシン紙を巻いてお送りします
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たくさんのふしぎ 2024年6月号 ウンム・アーザルのキッチン
¥810
SOLD OUT
文:菅瀬 晶子 絵:平澤 朋子 出版社 : 福音館書店 イスラエルに住むアラブ人のおばあさん、ウンム・アーザルは、大変な苦労をしながら子育てをしました。うれしい時もかなしい時も、彼女の力になったのは子どものころにおぼえた料理でした。文化人類学者の菅瀬晶子さんがウンム・アーザルの家族といっしょに生活して見たことを、パレスチナの食文化をまじえながら描きます。 (出版社HPより)
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ヘルシンキ 生活の練習はつづく
¥1,980
SOLD OUT
著:朴 沙羅 出版社:筑摩書房 発売:2024年8月 判型:四六判・336頁 一日八時間労働だったら、三時間ちょっと、ぼんやりしてください――健康診断の看護師さん 自分のホームはフィンランドだと思って、ここに根づいてほしい――ゲオルギー 母ちゃんは戦争になったら、ユキとクマをすぐ日本に連れていってくれる?――ユキ ここでどんなにたくさんのことを教わったか、みんながどれだけよく僕をお世話してくれたか、僕は言葉では言えない――クマ 日本ではどうも、おじいさんが偉くなるルールがあるっぽいな――ユキ 言葉で世界があんねん――ユキ みんしゅしゅぎのくにでは、みんながいやだといったら、せんそうが続けられない――クマ etc. === 「多様なのが普通」って、こういうことなのか。 目次 はじめに 1 大人と働く 2 戦争と平和(前編) 3 戦争と平和(後編) 4 特殊なのは誰か 5 見えないルール 6 エリライシアが普通 7 みんなのための善いこと おわりに 注
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ひっくり返す人類学―生きづらさの「そもそも」を問う(ちくまプリマー新書)
¥946
SOLD OUT
著:奥野 克巳 出版社:筑摩書房 発売:2024年8月 判型:新書判・208ページ 世界には、「貧富の差」のない共同体や、学校に行かずそもそも「教わる」という概念もない社会が存在する。常識を常識をひっくり返して「そもそも」を問う思考法には、問題を定義し直し、より本質的な議論に導く力があります。学校教育や貧富の格差、心の病など、身近で大きな社会・環境危機に人類学で立ち向かう一冊。