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【本について】
オンラインストアに載せている古本は店頭には並べていないものが多数です。店舗でご購入いただく際は、お気軽にお声がけください。
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建築と利他/堀部 安嗣 中島 岳志
¥1,980
著:堀部安嗣 中島岳志 発行:ミシマ社 判型:四六判・168頁 「いのち」と響き合う「住まい」へ 土、光、風、生き物たち、歴史、記憶… その土地に「あるもの」が活きる設計は、いかにして可能か。 近代の「建築」を未来に向け更新する、画期的対話。 <目次> 第1章 土木に宿る救済思想 第2章 パッシブデザインと利他 第3章 住まいの重心を下げる 第4章 建築という「道」 第5章 未来のために建築ができること
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世界の適切な保存
¥1,870
著:永井 玲衣 出版社:講談社 発売:2024年7月 判型:四六判・288頁 見ることは、わたしを当事者にする。 共に生きるひとにする。 世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。 この世界と向き合うための哲学エッセイ。 『水中の哲学者たち』著者による最新刊です。
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ないものとされた世代のわたしたち
¥1,980
著:熊代亨 出版社:イースト・プレス 初版: 2024年10月 判型・頁数:四六判 並製 280ページ 就職氷河期世代は、50代に。 あのころの思い描いた未来と今は、どこかちがう。 昭和の地域社会、就職氷河期、オタクの変遷、発達障害の台頭、インターネットへの期待と現実、ほんとうにやってきたポストモダン社会……時代の変化のなかで何を体験し、そして、何を見落としていたのか。1975年生まれの精神科医が、半世紀の記憶と記録をたどるクロニクル。 <目次> はじめに この半世紀であらゆるものが変わった/氷河期世代とは何だったのか/未来は見えにくい/一人の精神科医が見た半世紀の日本/本書の構成 【社会】第1章 途上国の面影のこる地方社会 1975年~ あらゆることがアバウト/ 昭和の大人たち/ 地元共同体はユートピア?/「地元」の不適応者/ 「もうここにいたくない」 【経済】第2章 ないものとされた世代のわたしたち 1980年~ バブル景気なんて本当にあったのか/ 『なんとなく、クリスタル』の予言/「これは何かおかしい」/就活という問題系/一人また一人と力尽きていった/それでも成果主義に熱狂したわたしたち/遅れて発見された氷河期世代/氷河期世代のその後 【オタク】第3章 犯罪者予備軍と呼ばれたオタク 1990年~ オタクとは何であったか/ 「兄貴は自室を他人に見せたがらない」/最先端の消費者としてのオタク、新人類 97 / 「この気持ち悪いオタク!」/「おまいらキター・おれらキター」量産されるオタク オタクとサブカル/マス・マーケットとして発見されたオタク/ 「キモオタ」はどこへいった? 【精神医療】第4章 診断され、支援され、囲われていく人々 2000年~ 「おまえ、何科に進むの?」/ 1999年の精神医療/ 研修医はピーチツリーフィズ依存/廃れていった診断たち/発達障害の台頭 時代が浮かび上がらせた症状/「このまま消えてしまいたい」/わたしとわたしたちの再出発/精神分析からDSMへ/私自身もADHDに当てはまるのではないか/それは社会の優しさか、恐ろしさか/精神医療と時代 【ネット】第5章 インターネットにみた夢と現実 2010年~ デジタルネイティブではないけれど/ 「ファンサイトを見に行こうぜ」/匿名掲示板・テキストサイト、「おれら」の世界 /アンダーグラウンドな空間にあったシェアの夢/いつの間にかビジネスの草刈り場/嫌儲・おぼえていますか/「インターネットが世間になっている!」/こうして世界は「便所の落書き」に囲まれた/あのころの未来にたどりついたけど/わたしたちは愚かなサイボーグになった 【現代思想】第6章 やってきたのは「意識低い」ポストモダンだった 2020年~ ニューアカの登場とオワコンになるまで/「オタクにもインターネットにも当てはまるんじゃないか」/「患者さんの症状はこんなに空間に左右されるのか!」/ 思想家たちの予言は意識が高すぎた/嘘を嘘と見抜けない時代/ほんとうの、大きな物語のおわり/日本の田舎とポストモダン/すべてが寄る辺のない未来に備えて おわりに 主要参考文献 (出版社HPより)
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ただ生きるアナキズム
¥2,860
著:森 元斎 発行:青弓社 発売:2024年5月 判型・ページ数:四六判・312頁 国家や資本主義が私たちの欲望をさまざまに制限する現代にあって、「ただ生きる」とはどういうことか。「ただ生きる」ために、私たちは何をすべきなのか。 アナキズムの観点から、キング・クリムゾンを聴き、ゴダールや石牟礼道子の物語に飛び込み、デヴィッド・グレーバーや鶴見俊輔と対話してその思想を大胆に読み替える。社会の編み目にある暴力や非対称な関係性をあぶり出し、それらを避けるための基盤として相互扶助があり、自由があり、欲望があることを描き出す。 音楽や映画、文学、思想を軽やかに跳躍して、硬軟織り交ぜた文体とときに挑発的な語り口で国家や資本主義と対峙する。そして、不断の努力と相互扶助で日々の営みを支え、小さなさざ波から大きな潮目を変えていく、日常にあるアナキズムの可能性を活写する。 目次 0 序に代えて 音楽篇 1 東京の西から――フィッシュマンズについて 2 ルー・リードとニューヨーク 3 特異性の論争(ルビ:コントロヴァーシー)――プリンス、その経験の雫 4 キング・クリムゾンの残響――一九六九年の精神史 5 「少しづつ身体は死んでく」――ceroにまつわる思い出話 6 土と音楽 映画篇 7 after the requiem――ジャン=リュック・ゴダールの脱構成 8 王をたたえない――『バーフバリ』について 9 映画のなかのアナキズム――『金子文子と朴烈』(監督:イ・ジュンイク、二〇一七年)論 10 俺たちは共産主義者だ――『ギミー・デンジャー』 11 「力」のための覚醒剤――スパイク・リーのために 12 チョッケツ、アジア――空族『バンコクナイツ』 13 狼の夢/夢の狼――『狼を探して』(監督:キム・ミレ、二〇二〇年) 文学篇 14 森崎民俗学序説――森崎和江における「水のゾミア」の思想 15 瀬戸内寂聴のアナキズム 16 悶え加勢すること――石牟礼道子について 17 鉱物的な眼――谷川雁 18 地を這う精神――『はだしのゲン』 19 月と靄――稲垣足穂におけるリーマンと相対性理論、タルホ・コスモロジー アナキズム思想篇 20 石川三四郎における地球の思考――ヨーロッパ滞在から土民生活へ 21 ダンスができない革命なんていらない――ルクリュからグレーバーまで 22 アナキズムの自然と自由――ブクチンとホワイトヘッド 23 抵抗とは生である 24 ロジャヴァ革命について あとがき (出版社HPより)
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普及版 考える練習をしよう
¥1,430
マリリン・バーンズ 絵:マーサ・ウェストン 訳:左京 久代 出版社:晶文社 出版年月:2015年10月 判型・ページ数:A5判・128頁 【目次】 1 自己流で考えちゃだめだ 自分のことならよく知ってるってホント? / いつも見ているものをちゃんと見ること / せまい見かたってどういうことだろう? / いいセンスを持たなくちゃね / ぶらぶら歩くこともだいじだ / 何だかわかる? / むすびつかないものをむすびつけてみる / 知ってるつもりで知らない人たち / ものの見かたは1つきりじゃない / 頭が勝手に歩きだしたら 2 問題にぶつかったらどうするか 火のないところに煙は立たない / 何が問題なのかはっきりさせること / 「マザー・グース」で考えてみよう 3 頭にだって屈伸運動が必要だ 思いつきだけじゃだめだ / どんな考えも書きだしてみること / 理屈は1つってかぎらないんだ / 最後から考えてみる / 質問することはカッコいいんだ / 心を自由に遊ばせよう / まえに見たことあるんじゃないかな? / べつの人になったつもりで考えてみよう / いちばん役に立つのはマクラかな?
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自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
¥1,650
著:しんめいP 出版社:サンクチュアリ出版 発売:2024年4月 判型:B6 ・240ページ ぶっ飛んでいるのに、なぜか論理的。 生きづらさがマシになる(かもしれない) それが、東洋哲学。 「自分が本当にやりたいことってなんだろう?」 「そもそも、本当の自分ってなんだろう?」 そんな全・自分迷子に贈る、衝撃の哲学本がここに誕生。 すべての答えは、「東洋哲学」にあった!! 【目次】 インド編 1章 無我 自分なんてない ブッダの哲学 ブッダってだれ? 超ハイスペックなひきこもり ブッダ、自分探しの旅にでる 修行しすぎて死にかける 歴史をうごかしたおかゆ 自分とか、ない。 逆に、どこに「自分」がある? 苦しみをなくす、衝撃の方法 ブッダと「無我」のその後 2章 空 この世はフィクション 龍樹の哲学 龍樹ってだれ? 龍樹、あのひとに似すぎ問題 龍樹のガチの黒歴史 インド中を論破する 空 世界が激変するヤバい哲学 みんな「ことばの魔法」にかかっている みんな魔法を使ってる 「ことばの魔法」の正体 家族も「フィクション」 会社も「フィクション」 国も「フィクション」 モノさえも「フィクション」 まちも「フィクション」 すべてはつながっている 境界線、ぜんぶ幻 ひとつのものに宇宙をみる 空をかんじるとき すべての悩みは成立しない ぼくと「空」 革命戦士になるため島へ 芸人になることにした からっぽになったら「空」が心に沁みた 中国編 3章 道 ありのままが最強 老子と荘子の哲学 老子ってどんな人 ありのまますぎ 荘子ってどんな人 道とはなにか 「現実」も「夢」もあいまい 「道」がわかれば天下がとれる 「道」から学ぶ婚活術 「道」から学ぶ転職術 ぼくと「道」 4章 禅 言葉はいらねえ 達磨の哲学 全然しゃべらないタイプの人 ダルマさんは「もってる」 ダルマさん、無愛想すぎて終わる ダルマさん、言葉すてすぎ問題 またしても訪れる奇跡 禅、中国にひろがる 禅とはなにか? 本を、ありのままみる ピンチなときこそ「言葉をすてる」 この原稿ができるまで ぼくと「禅」 日本編 5章 他力 ダメなやつほど救われる 親鸞の哲学 一休も絶賛した親鸞の哲学 地獄の京都にうまれたエリート たどりついた「他力」の哲学 あきらめると、「空」がやってくる ただ、信じる 親鸞のセンパイ「法然」の弱点 親鸞、ダメ人間をきわめる 親鸞、逮捕されて改名 親鸞、覚醒する さとり人口の拡大 ぼくと「他力」 6章 密教 欲があってもよし 空海の哲学 フィジカルモンスター・空海 万物の天才、空海 空海は陽キャ 東洋哲学やるひとの「弱点」 「密教」は超ポジティブ 「密教」の「空」 マンダラにかかれているもの さとったらみんないっしょ 「なりきる」ことのパワー 大日如来になりきる 生命を肯定するってことは… 性エネルギーってなんだ 欲望、もっててよし ぼくと「密教」 あとがき
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問いの立て方
¥946
著:宮野 公樹 出版社 : 筑摩書房 発行日:2017年8月 判型・ページ数:新書 208ページ ロジカルを良しとするのも、ロジカルが良いという考えあってのこと。なぜロジカルであったりエビデンスベースであったりすれば我々は正しいと思ったり、納得できると思ったりするのか。新規事業、起業、地域課題、研究テーマから、働き方、生き方まで!本質に迫る「問い」が持てる。 (出版社HPより)