海外への配送をご希望の方は、Contactフォームよりお問い合わせください。
If you would like to ship overseas, please contact us using the Contact form.
【本について】
オンラインストアに載せている古本は店頭には並べていないものが多数です。店舗でご購入いただく際は、お気軽にお声がけください。
-
世界が問いである時 答えるのは私だけ/谷川俊太郎
¥1,650
発行:イースト・プレス 判型・頁数:新書判 264ページ 「この世で僕が生きるとは一体どういうことなのだろう。それが僕の惑いの始まりでした」 稀代の詩人が贈る箴言集 「いなくならない俊太郎さんをどうにかして探し当てようとしていた」 ──覚 和歌子 寄稿 言葉はいつも出発点で、そこから私たちは他者へ、また世界へと向かう 自分 生きる こころとからだ 愛 青春 暮らし 年をとる 死 子ども 詩と言葉 *** 谷川俊太郎さんによる、人生に寄り添う箴言の数々。 何気なく開いたその1ページに、今のあなたに必要な言葉が記されているかもしれません。 贈り物にもおすすめです。
-
さみしくてごめん/永井 玲衣
¥1,760
発行:大和書房 判型・頁数:四六判 240ページ 「わたしはいつまでも驚いていたい。こわがっていたい。絶望して、希望を持ちたい。この世界から遊離せずに、それをしつづけたい。世界にはまだまだ奥行きがあるのだから。」 哲学は心細い。さみしい。だがわたしは、さみしいからこそ哲学をしているような気がする。生まれてきたことがさみしい。わからないことがさみしい。問いをもつことがさみしい。問いと共に生きることがさみしい。(本文より) 哲学者・永井玲衣さんによる最新エッセイです。
-
のりもの いっぱい
¥1,650
作・絵:青山 邦彦 出版社:金の星社 初版: 2024年2月 判型・頁数:30.3×21.4cm・24ページ 対象:幼児~ シュンとアンナの兄妹は初めて二人だけでいなかの祖父母の家へ。町中で空港で飛行機の下で田畑や漁港で、二人はたくさんの乗り物を見る。子どもが好きな乗り物が活躍する場面を細密イラストで描く驚きのパノラマ絵本。 建築界出身である青山さんの絵本は、どれも大変緻密な絵で見入ってしまいます。 プレゼントにもおすすめです。
-
地獄めぐりの橋
¥1,430
作・絵:青山 邦彦 出版社:小学館 初版: 2019年7月 判型・頁数:AB判・32ページ 対象:おおよそ4歳~(怖いページがあります) 不思議な伝説がある井戸を下りるとそこは、鬼達が忙しそうに働く地獄の世界だった・・・! 鬼につかまり、閻魔殿の裁きの間へ連れ出される“ぼく”。 そこには「浄玻璃の鏡」や「人頭杖」があり、ぼくの悪い行いがさらけ出され、 あわや「炎地獄」に放り込まれそうになってしまう。 そのとき助けてくれたのが小野篁という人だった。“ぼく”を元の世界に戻してくれるついでに、地獄を案内してくれることに・・・・・・。 地獄は地獄らしく、オブラートに包まずに描いた地獄絵図が繰り広げられます。(刺激の強いページもありますので、ご注意ください。) 京都の古刹・六道珍皇寺の“地獄につながる井戸”と小野篁伝説がモチーフとなった絵本です。
-
妖怪ビジュアル大図鑑
¥1,320
絵:水木しげる 出版:講談社 発売:2018年7月 判型・頁数:A6・368ページ ポケットサイズの「オールカラー妖怪大百科」です。 水木しげる先生が描いた妖怪300体以上が大集合! 第1章「妖怪の人気者」 あかなめ、小豆洗い、油すまし、一反木綿、河童ほか 第2章「人間のような姿で描かれた妖怪」 足長手長、いやみ、鬼、ずんべら坊、のびあがりほか 第3章「動物のような姿で描かれた妖怪」 赤えい、牛鬼、九尾の狐、すねこすり、土蜘蛛ほか 第4章「人間と動物を合わせた姿で描かれた妖怪」 アマビエ、磯女、岩魚坊主、烏天狗、さとりほか 第5章「器物にとり憑いた妖怪」 雲外鏡、朧車、金槌坊、瓶長、木魚達磨ほか 第6章「火炎の妖怪」 姥火、煙羅煙羅、鬼火、蜘蛛火、野火、化け火ほか 第7章「自然物の姿で描かれた妖怪」 池の魔、こそこそ岩、木霊、タンコロリン、ナンジャモンジャほか
-
ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX
¥2,420
著:ヨシタケシンスケ 出版社 : 筑摩書房 仕様:文庫判 480ページ 絵本作家ヨシタケシンスケさんが日々描いているスケッチ。 最近のそれは弱音であふれていました。 一冊に収まらない弱音を、『ヨイヨワネ あおむけ編』『ヨイヨワネ うつぶせ編』の二冊セットでお届けします。 ★【BOX限定】特別付録「あおむけとうつぶせのあいだ手帖」がついてきます! 手帖のスミには、あおむけからうつぶせになる「パラパラ漫画」(特別描き下ろし!)付き。 ※こちらは初回限定品となります。
-
ヨイヨワネ うつぶせ編/ヨシタケシンスケ
¥924
著:ヨシタケシンスケ 出版社 : 筑摩書房 仕様:文庫判 208ページ 絵本作家ヨシタケシンスケのスケッチは弱音であふれていました── 不安を言語化し、弱音をはくことは、本人にとって気持ちを健全に保つために良いのかもしれません。しかし、他人の弱音はどうでしょう? おもしろいのか? 何かに貢献するのか? このスケッチ集で、壮大な実験があなたの手から始まろうとしています。「うつぶせ編」は、しんどさを受け容れ、自分と折り合いをつけるための一冊です。
-
ヨイヨワネ あおむけ編/ヨシタケシンスケ
¥924
著:ヨシタケシンスケ 出版社 : 筑摩書房 仕様:文庫判 208ページ ヨシタケさんがライフワークとして描きつづけるアイデアスケッチのなかから、近年の作品を選んだスケッチ集。「ヨイヨワネ」とは「良い弱音」という意味です。ネガティブな言葉とみなされがちな「弱音」を反転させ、にやりと笑えてちょっと元気が出る(かもしれない)スケッチ集をつくりました。人生はにがいけれど、救いだってあるんです。「あおむけ編」は、魂が疲れ気味のあなたを励ましてくれる一冊です。
-
今の戦争がなんとなくわかる本
¥1,320
著:犬川わか 判型・ページ数:A5・66P 戦争や国際問題について学ぶべきだとわかりつつ、日々の忙しさからなかなか取り掛かれずにおり、そのことに対する後ろめたさを抱えていた犬川さん。 犬川さんと同じような気持ちの方は実は多いのではないでしょうか。 2022年からのウクライナーロシア戦争、2023年からのパレスチナ問題、またその根っことなるユダヤ人問題について専門家の監修のもとイラスト入りで制作されました。 世界で何が起きているのかがつかめる一冊です。 小中学生以上のお子さまにも読んで頂きやすいかと思います。
-
おつきさまの まほう
¥1,980
作:ガブリエーレ・クリーマ 訳:かねやまあずさ 出版社:ワールドライブラリー 判型・ページ数:20×19cm・12頁 対象:0-2歳 ちいさな ゆびで なにが できるかな? いろいろなことが できるんだよ。 もりに まほうを かけたり、おつきさまを まんまるにしたり、うちゅうじんと かくれんぼしたり…。 ** スライド式のしかけを指で動かして遊ぶボードブック「ちいさなゆびで」シリーズ。 ベストセラー『あおいよるのゆめ』『ようせいたちのもり』の作者による最新刊です。 ボードブックなので、傷みにくく頑丈なのも嬉しいポイントです。
-
お月さま いつもありがとう 地球の生きものと月のはなし
¥1,650
文:メリッサ・スチュワート 絵:ジェシカ・ラナン 訳:まつむら ゆりこ 監修・解説:吉村 崇 出版社:福音館書店 判型・ページ数:24×24cm・40頁 対象:5.6歳~ 地球上の生きものは、月にさまざまな影響を受けています。オサガメ、フンコロガシ、ライオン、トムソンガゼル、海のサンゴやプランクトン……月あかりの夜の風景に、やさしくおだやかな言葉をそえた美しい科学絵本です。天文や生態学に親しむはじめの一歩として最適。おやすみ前の読み聞かせにもおすすめです。巻末には、月の運行に関する解説、絵本に登場する生きものに関する情報、監修者による日本語版オリジナル解説を掲載。
-
涙の箱/ハン・ガン
¥1,650
著:ハン・ガン 訳:きむふな 絵:junaida 出版社:評論社 判型・ページ数:12.8 x 18.8 cm・88頁 ノーベル文学賞作家ハン・ガンがえがく、大人のための童話 この世で最も美しく、すべての人のこころを濡らすという「純粋な涙」を探して 昔、それほど昔ではない昔、ある村にひとりの子どもが住んでいた。その子には、ほかの子どもとは違う、特別なところがあった。みんながまるで予測も理解もできないところで、子どもは涙を流すのだ。子どもの瞳は吸い込まれるように真っ黒で、いつも水に濡れた丸い石のようにしっとりと濡れていた。雨が降りだす前、やわらかい水気を含んだ風がおでこをなでたり、近所のおばあさんがしわくちゃの手で頬をなでるだけでも、ぽろぽろと澄んだ涙がこぼれ落ちた。 ある日、真っ黒い服を着た男が子どもを訪ねてくる。「私は涙を集める人なんだ」という男は、大きな黒い箱を取り出し、銀の糸で刺繍されたリボンを解くと、大小、かたちも色もさまざまな、宝石のような涙を子どもに見せた。そして、このどれでもない、この世で最も美しい「純粋な涙」を探していると話す。男は子どもがそれを持っているのではないかと言うのだが――。
-
パンダのたこやきやさん/小川 かなこ
¥1,100
作:小川 かなこ 出版社:福音館書店 判型・ページ数:22×21cm・24頁 対象:2歳~ パンダのきょうだい、とんとんくんとらんらんちゃんはたこやきやさんです。ある日、ふたりはゾウくんのために、大きな大きなたこやきを作ります。大きなたこやきを大きな竹の皮の舟にのせて、ゾウくんの家まで運びますが、家の前でつまずいてしまい、さあ、大変……! おいしそうな匂いがプーンとしてきそうなたこやきが登場する、満足感たっぷりの、ユーモラスな絵本です。
-
そらのさんぽ/石津ちひろ・荒井良二
¥1,540
詩:石津ちひろ 絵:荒井良二 出版社:岩波書店 判型・ページ数:菊判変・40頁 対象:4,5歳~ だいすきなりんごをかじるとき、ウグイスの鳴き声に耳をかたむけるとき──ふっと詩がうまれる。心地よいリズム、のびやかな絵……読んで、ながめて、うれしくなる詩がたっぷり20編。詩人・石津ちひろと絵本作家・荒井良二による、ことばで世界を感じとるよろこびに満ちた、子どもといっしょに楽しむ詩集絵本。
-
7 /トリスタン・ガルシア
¥5,280
著:トリスタン・ガルシア 発行:河出書房新社 判型・ページ数:四六判変型・528頁 ドラッグの売人、元ロック・スター、トップモデル、革命家、UFO研究者、分断世界の監察官、そして不滅の男ーー7つの物語が交叉する。仏哲学界の新スターによる驚異的建築物のごとき傑作。 「彼は死ねないんだよ。人が経験することをすべて経験しちゃってるんだ」(本文より) 【目次】 「エリセエンヌ」……若返りのドラッグを求めて、閉ざされた世界の混沌へと深入りしてゆく売人。 「木管」……元ロック・スターが見つけた不思議な楽器には、過去のあらゆる名曲が刻まれていて……。 「サンギーヌ」……〈顔〉と呼ばれるスーパーモデルと、傷を負った男との奇妙な相関関係。 「永久革命」……革命を夢みた一児の母が迷い込んだ世界は、1973年に革命が成就した世界だった。 「宇宙人の存在」……宇宙人を研究する兄とその恋人のもと、すべてを疑いはじめた幼いムーンは……。 「半球(ドーム)」……国境が消え、同じ思想の者同士が〈囲い〉で暮らす完全な分断が実現した世界で、〈普遍主義者〉が見たもの。 「第七」……大量の鼻血を出して何度でも生まれなおす男が、7度目の人生でついに到達した新たな世界。
-
あくびなかまとはらっぱで
¥1,430
作:小島敬太 絵:鬼頭祈 出版社:偕成社 判型・ページ数:21cm×16cm・94頁 対象:小学校中学年~ 子ヒツジがある日いい匂いの風に誘われてとことこ歩いてたどり着いた先は不思議なはらっぱでした。初めて出会うバイソンやラクダが言うには、ここはひづめの先が二つに分かれた「ぐうていもく」だけが来られる特別なはらっぱ。そこでみんなでぐうぐうお昼寝したり、おいしい草を食べたり、のんびりとすごすのです。みんなそれぞれ好きなことをするので、ヘンテコなこともたくさん起こります。ある日のラクダは全く口をきかなくなって「自分はジャガイモ」と言い張りますし、バイソンはいつも考えたことが口に出るまでに時間がかかりすぎて忘れちゃう……。でも子ヒツジにはここがとっても居心地がいいのでした。ユーモラスな短いお話とつぶやきのような詩で構成された読みやすい一冊です。 【目次】 ラクダがはらっぱにいくとき 2 あくびをすれば、もうともだち 6 できたばかりのバイソンのうた 26 ラクダのそっくりあそび 28 たびのラクダ 48 むかしむかしのバイソンのうた 54 ジャガイモのきもち 56 ほしぞらの下のジャガイモ 74 かんがえるヒゲ 76 あさのつゆ 78 もっとむかしのバイソンのうた 90
-
ふらんすの椅子/鈴木 るみこ
¥1,760
SOLD OUT
著:鈴木 るみこ 発行:港の人 判型・ページ数:四六判変型・写真1頁+本文176頁 雑誌『クウネル』の“心臓”であったライター・編集者鈴木るみこの遺稿集。『暮しの手帖』『フィガロ ジャポン』『すばる』などに掲載のエッセイのほか、未発表原稿5篇収録。 夢見る少女は、憧れのフランスに暮らす。いのちを愛おしむ眼差しからせっせと文章を書き、若い読者の夢を応援した。鈴木るみこは、大人になって最後まで夢見る少女のままだった。その切ない証しがポロポロ涙の結晶のようにこの本に詰まっている。 【目次】 ふらんすの椅子 記憶/はじまりは一本のつるバラ。日々是、庭づくり。/フランスとレースと私 雨戸・そのほか 雨戸/花を飾る人/プレゼント/おあげさん/まなづる/白をおく/給食袋/ブールデルのアトリエ/ゴキゲン、いかが?/顔/馴れるものか/夢のはなし/メジロ小劇場/本棚を作る/映画とナイフ/空と、地べたと。/Yさんの言葉/熱の日 眺めのいい食卓 本のこと 第1回/第2回/第3回 未発表原稿 メロディ・フェア/和子さんの塩むすび/ミモザ/神さま/金の輪 るみちゃんへ 牧野伊三夫
-
水木しげるの妖怪えほん2
¥1,595
著:水木しげる 出版社:講談社 判型・ページ数:B5変型・80頁 NHK Eテレの人気番組『水木しげるの妖怪えほん』書籍化第2弾! 「諸国漫遊編」と「妖怪えほん寄席」が一冊になりました。 第一部は、日本各地に潜む妖怪たちを地域ごとに紹介していく「諸国漫遊編」。ナビゲーターのサラリーマン山田と一緒に関東、近畿など4地域を巡ります。 そして第二部は、妖怪と落語が奇跡のコラボを果たした「妖怪えほん寄席」。古典落語として有名な「寿限無」と「まんじゅうこわい」の妖怪版で、ぬらりひょんや油すまし、河童など32の妖怪が次々に登場します。
-
水木しげるの妖怪えほん
¥1,595
著:水木しげる 出版社:講談社 判型・ページ数:B5変型・80頁 「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親・水木しげるが描いた妖怪画の数々をもとに制作されたテレビ番組「水木しげるの妖怪えほん」が絵本になりました。幼児から大人まで楽しめる一冊です。 26妖怪が大集合! 【鬼太郎ファミリーの人気者】 砂かけ婆、児啼爺、一反木綿、塗壁 【日本の有名妖怪たち】 あかなめ、小豆洗い、アマビエ、海坊主、煙羅煙羅、お歯黒べったり、河童、キジムナー、けらけら女、座敷童子、ジキトリ、白坊主、すねこすり、袖引き小僧、タンコロリン、釣瓶火、豆腐小僧、ぬらりひょん、火取魔、ぶるぶる、べとべとさん、目目連
-
きのこって なんだろう?/小林 路子
¥1,320
著:小林 路子 発行:PHP研究所 判型・ページ数:26×24cm・28ページ 対象年齢:4歳~ いつの間にか生えていて、いつの間にか無くなっている不思議な存在、きのこ。日本の菌類画の第一人者が、ベニテングタケを例にライフサイクルを描き、その正体に迫ります。様々なところで育つ色とりどりのきのこもご紹介。読者の「きのこ観」を「食べられるか毒か」という人間本意の一面的見方から解き放ち、「これほどに美しく、神秘的な存在が身の回りで生きていたのか」と気付かせてくれる作品です。
-
はじめてのZINE
¥1,800
SOLD OUT
発行:宝島社 判型・ページ数:A4判・96ページ ZINE(ジン)とは「評論・エッセイ・自作小説に特化した同人誌」に近い位置付けの自費出版物です。本誌では本の体裁にまつわる基礎知識を解説するだけでなく、これまで多くのZINEを世に送り出してきた書店・クリエイターに「私が選ぶ最高の1冊」を選書していただきました。人気クリエイターに「ZINEを通して出逢ったもの」について伺うインタビューも。いかにZINEに無限大の可能性があるかが実感できる入門誌です。
-
ぞくぞくうきうきハロウィン
¥1,650
文:フリーダ・ナエミ・パースソン 絵:モーア・グラーフ 訳:高橋 麻里子 発行:ほるぷ出版 判型・ページ数:27ページ 対象年齢:3,4歳~ こんやは ハロウィン! おばけのかっこうで でかけよう。おかしをくれなきゃ いたずらするぞ! まじょがはりきり おばけがでてくる。まちのようすが なんだか いつもと ちがう? そして よなかの12じには……⁉︎
-
おいしい おのまとぺ/高原 美和
¥1,320
著:高原 美和 発行:PHP研究所 判型・ページ数:B5判変形・24ページ 対象年齢:2、3歳~ おいしそうな音がいっぱい! 見て、聞いて、言葉であじわうおやつの絵本。 チョコレートが割れたらどんな音? ゼリーをすくったらどんな音? クリームたいやきを半分にしたら……? 音をまねしたり予想したりすることで、言葉への興味がふくらみ、想像力や表現力がぐんぐん育ちます。「次はなにかな?」と夢中になって、親子の会話が自然と広がる、読み聞かせにもぴったりの1冊です。
-
昭和 女たちの食随筆/編・木村衣有子
¥1,100
編:木村衣有子 発行:中央公論新社 判型・頁数:文庫判・256ページ 昭和が終わって30数年。食の選択肢はかつてとは比較にならない。 昭和ゆえの、食材調達、および調理においての工夫とフロンティア精神を感じさせる、女性作家・料理研究家たちの文章を集める。 そこには、食べることとつくることにまつわる普遍的な喜怒哀楽が描かれている。 昭和時代に活躍した女性の文章家で、たべものを言葉で豊かにあらわしてきた人は、意外に少ない。 たべものについて饒舌に綴り語ってきたのは、主に男たちだった。 昭和の女によって、食はどう語られていたのか。 舞台を台所に限らず、受け身になることなく、ポジティブにたべる力強さがあらわれていて、令和の女を鼓舞してくれるような文章20数篇を選ぶ。 【目次】 目次 にわとり(豊田正子) 魚(林芙美子) 春の挿話(佐多稲子) うどんくい(宮本百合子) 「山荘記」より(野上彌生子) 季節の変るごとに(片山廣子) 自炊(石井桃子) 妾宅(平林たい子) 牡蛎とツグミ(吉屋信子) 食味は変る(森田たま) 出合いもの(幸田文) 貧しい町(石垣りん) 料理は心ではない(犬養智子) 鑑賞能力と創造能力(牧羊子) 「富士日記」より(武田百合子) 食べものと安吾(坂口三千代) 献立日記(沢村貞子) 楽屋弁当(増田れい子) 孔雀(向田邦子) 娘の性教育(渡辺喜恵子) 北畔のこと(阿部なお) 「京暮し」より(大村しげ) ケンタッキーフライドチキン(林真理子) 西洋料理の使者として(飯田深雪) 巻ずしと豚まん(田辺聖子) 「ドッキリチャンネル」より(森茉莉) 婦人雑誌の料理(金井美恵子)