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【本について】
オンラインストアに載せている古本は店頭には並べていないものが多数です。店舗でご購入いただく際は、お気軽にお声がけください。
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世界が問いである時 答えるのは私だけ/谷川俊太郎
¥1,650
発行:イースト・プレス 判型・頁数:新書判 264ページ 「この世で僕が生きるとは一体どういうことなのだろう。それが僕の惑いの始まりでした」 稀代の詩人が贈る箴言集 「いなくならない俊太郎さんをどうにかして探し当てようとしていた」 ──覚 和歌子 寄稿 言葉はいつも出発点で、そこから私たちは他者へ、また世界へと向かう 自分 生きる こころとからだ 愛 青春 暮らし 年をとる 死 子ども 詩と言葉 *** 谷川俊太郎さんによる、人生に寄り添う箴言の数々。 何気なく開いたその1ページに、今のあなたに必要な言葉が記されているかもしれません。 贈り物にもおすすめです。
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さみしくてごめん/永井 玲衣
¥1,760
発行:大和書房 判型・頁数:四六判 240ページ 「わたしはいつまでも驚いていたい。こわがっていたい。絶望して、希望を持ちたい。この世界から遊離せずに、それをしつづけたい。世界にはまだまだ奥行きがあるのだから。」 哲学は心細い。さみしい。だがわたしは、さみしいからこそ哲学をしているような気がする。生まれてきたことがさみしい。わからないことがさみしい。問いをもつことがさみしい。問いと共に生きることがさみしい。(本文より) 哲学者・永井玲衣さんによる最新エッセイです。
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ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX
¥2,420
著:ヨシタケシンスケ 出版社 : 筑摩書房 仕様:文庫判 480ページ 絵本作家ヨシタケシンスケさんが日々描いているスケッチ。 最近のそれは弱音であふれていました。 一冊に収まらない弱音を、『ヨイヨワネ あおむけ編』『ヨイヨワネ うつぶせ編』の二冊セットでお届けします。 ★【BOX限定】特別付録「あおむけとうつぶせのあいだ手帖」がついてきます! 手帖のスミには、あおむけからうつぶせになる「パラパラ漫画」(特別描き下ろし!)付き。 ※こちらは初回限定品となります。
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ヨイヨワネ うつぶせ編/ヨシタケシンスケ
¥924
著:ヨシタケシンスケ 出版社 : 筑摩書房 仕様:文庫判 208ページ 絵本作家ヨシタケシンスケのスケッチは弱音であふれていました── 不安を言語化し、弱音をはくことは、本人にとって気持ちを健全に保つために良いのかもしれません。しかし、他人の弱音はどうでしょう? おもしろいのか? 何かに貢献するのか? このスケッチ集で、壮大な実験があなたの手から始まろうとしています。「うつぶせ編」は、しんどさを受け容れ、自分と折り合いをつけるための一冊です。
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ヨイヨワネ あおむけ編/ヨシタケシンスケ
¥924
著:ヨシタケシンスケ 出版社 : 筑摩書房 仕様:文庫判 208ページ ヨシタケさんがライフワークとして描きつづけるアイデアスケッチのなかから、近年の作品を選んだスケッチ集。「ヨイヨワネ」とは「良い弱音」という意味です。ネガティブな言葉とみなされがちな「弱音」を反転させ、にやりと笑えてちょっと元気が出る(かもしれない)スケッチ集をつくりました。人生はにがいけれど、救いだってあるんです。「あおむけ編」は、魂が疲れ気味のあなたを励ましてくれる一冊です。
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ふらんすの椅子/鈴木 るみこ
¥1,760
SOLD OUT
著:鈴木 るみこ 発行:港の人 判型・ページ数:四六判変型・写真1頁+本文176頁 雑誌『クウネル』の“心臓”であったライター・編集者鈴木るみこの遺稿集。『暮しの手帖』『フィガロ ジャポン』『すばる』などに掲載のエッセイのほか、未発表原稿5篇収録。 夢見る少女は、憧れのフランスに暮らす。いのちを愛おしむ眼差しからせっせと文章を書き、若い読者の夢を応援した。鈴木るみこは、大人になって最後まで夢見る少女のままだった。その切ない証しがポロポロ涙の結晶のようにこの本に詰まっている。 【目次】 ふらんすの椅子 記憶/はじまりは一本のつるバラ。日々是、庭づくり。/フランスとレースと私 雨戸・そのほか 雨戸/花を飾る人/プレゼント/おあげさん/まなづる/白をおく/給食袋/ブールデルのアトリエ/ゴキゲン、いかが?/顔/馴れるものか/夢のはなし/メジロ小劇場/本棚を作る/映画とナイフ/空と、地べたと。/Yさんの言葉/熱の日 眺めのいい食卓 本のこと 第1回/第2回/第3回 未発表原稿 メロディ・フェア/和子さんの塩むすび/ミモザ/神さま/金の輪 るみちゃんへ 牧野伊三夫
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迷宮ホテル 異国の路地と宿の物語を彷徨い歩く/関根 虎洸
¥1,980
著:関根 虎洸 発行:辰巳出版 判型・ページ数:A5変型判・176ページ 世界は「いわく」に溢れている 秘密結社、客家土楼、プラナカン、 熱帯建築家、からゆきさん、マタ・ハリ…… 160点超の写真でつづる 不世出の世界ホテル紀行 【目次】 第一章 客家土楼、ザンジバル、上海マフィア、香港 客家土楼に泊まる -- 中国/福建省 客家土楼の春節 客家土楼の結婚式 ザンジバル・エマーソン・スパイス -- タンザニア/ザンジバル ストーンタウンとエマーソン・オン・フルムジ ザンジバルのからゆきさん -- ジャパニーズ・バーを訪ねて 上海マフィアの建物・ツアーズ ソーホー ガーデン ホテル -- 中国/上海 杜月笙の自邸とアヘン販売会社 教父(ゴッドファーザー)の自邸と第5夫人が暮らした「慧公館」 チョンキンマンション(重慶大厦)と民主化運動 -- 香港 第二章 ジェフリーバワを巡る ヘリタンス・カンダラマ -- スリランカ パラダイスロード“ザ・ヴィラ” ベントータ バワの理想郷 ルヌガンガ コロンボのNumber11 を目指して ヘリタンス・アフンガッラホテル -- 旧トリトンホテル Boutique87 2度目のNumber11 第三章 プラナカンを訪ねる プラナカンとマラッカの夕日 -- マレーシア/マラッカ イースタン&オリエンタルホテルと同楽旅社 -- マレーシア/ペナン チョン・ファッ・ツィーマンションとプラナカンマンション ブルーマンションとからゆきさん 映画『ザ・ビーチ』とオンオンホテル -- タイ/プーケット 2ルームスブティックハウスとロマニー通り ウーギャラリー&ブティックホテルとペナンから来た中国系移民 ケサハウスとプラナカン博物館 -- シンガポール チョン・ア・フィー・マンションとマタ・ハリが滞在したホテル -- メダン
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光る夏 旅をしても僕はそのまま/鳥羽 和久
¥1,980
SOLD OUT
著:鳥羽 和久 発行:晶文社 判型・ページ数:四六判・264ページ 「旅とは、別の生に入っていく経験である。その土地の匂い、身体、空気、時間、言葉の訛り、まなざし、無関係な音に巻き込まれ、自らが形を失い、ひとつの地図になるような運動である。でっち上げられた死んだ関係性ではなく、生きたままそれらと交わりたいと思った」 ジャワ島、ハバナ、スリランカ、メキシコ、アッシジ、ドーヴァー、クレタ島……世界の旅先で出会った、曰く言い難い体験の数々。世界のどこに行っても自己変革が起こるわけではなく、それで人生が変わるわけでもない。それでも、旅はいつまでも面白い。晶文社スクラップブックの人気連載を全面改稿し、さらに書き下ろしを加えた、まったくあたらしい紀行文学。 "民族、宗教、言語、感覚、制度──こうした要素が異種混交的に存在する土地が好きで、そこで自分の思考が地滑りを起こすこと、「何か」を見極めるのではなく、「いったい何が起きているのか」という出来事に巻き込まれること。そういったものを求めて旅を続けてきたと思う。"(あとがきより) 【目次】 ラヤンラヤンの風 バリ島のゲストハウス ハバナのアルセニオス スリランカの教会に花束を 受難のメキシコと今村 オルセー美術館のサイ アッシジ、小鳥への説教 白い崖に立つ兵士の幽霊 その男メネラオス ハワイの神々の囁き 世界でいちばん熱い夏、光る夏
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【サイン本】ザ・エッセイ万博/万城目 学
¥1,650
著:万城目 学 出版社:ポプラ社 判型・頁数:四六判・184頁 対象:4歳ぐらい~ 全編万城目節炸裂! エッセイの博覧会へ、ようこそ。 京都にまつわる偉人縛りの野球チームを想像してみたり、ひとり出版社を立ち上げてみたり、憧れの人の作詞に挑戦してみたり、才能の定義を考えてみたり。そしてなんと、大阪万博ルポも収録。 世間に向けて開けた話もあれば、閉じに閉じた内面の話もある。百花繚乱の全13編をお楽しみあれ! <初回入荷分限定 著者サイン本です!>
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くらすたのしみ 改訂文庫版/甲斐 みのり
¥770
SOLD OUT
著:甲斐 みのり 出版社:mille books 判型・ページ数:文庫判・248頁 “普段の暮らしの中にこそ、輝くものがある” 他愛ない日々が愛おしくなる、暮らしの愉しみを綴った67の物語 文庫版発刊にあたり、新たに約2万字の文章と20点の写真が追加されています。 ◎ 暮らしとは私という主語を持つことだ。 多くの手本があったとしても真似ばかりではつまらない。 少しくらい雑でも、ダメなときがあっても、 自分の楽しみを探すことこそ、私が望む暮らしのありかた。 迷いながらも衣食住を整え、働き、学び、遊んで、寛ぎ、繰り返す日々の中に、 ときどきご褒美みたいな出来事が待っている。 (「はじめに」より)
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たべるたのしみ 改訂文庫版/甲斐 みのり
¥770
著:甲斐 みのり 出版社:mille books 判型・ページ数:文庫判・256頁 「私にとって食べることは、生きることだ」 永遠に輝き続けるおいしい味の記憶を綴った69の物語 文庫版発刊にあたり、新たに約3万字64ページの文章が加筆されています。 ◎ 人生最後になにを食べよう。最近ことに考える事柄だ。 親しい誰かと話題にすれば間違いなく盛り上がり、好物を並べたてては互いの食いしん坊ぶりに笑いがこぼれる。 私にとって食べることは、生きることだ。 最後までしっかり意思を持って食べるんだという“人生最後の食” への思いは、 生きることへの執着でもあり、誰にも必ず訪れる終わりのときの享受でもある。 (「はじめに」より)
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お許しいただければ 続イギリス・コラム傑作選
¥935
訳:行方 昭夫 出版社:岩波文庫 判型・ページ数:文庫判・296頁 「毎朝二〇年間も髭を剃っていれば、誰だって何かを学ぶことになる」(リンド)。 隣人の騒音問題や犬派・猫派論争から当時の世界情勢まで、誰にとっても身近な出来事をユーモアたっぷりに語る、ガードナー、ルーカス、リンド、ミルンの名エッセイ。約一世紀前の作ながら、その人間性への鋭い洞察は今なお大いに共感を呼ぶ。 【目次】 はしがき 1 ガードナー 隣の連中 ノコギリで丸太を挽く 年配者について 帽子屋の哲学 自分自身で考える 自分自身を見る 「雨傘症」について 記憶喪失 勇気について 2 ルーカス アメリカのヒーロー 渡し場で考えたこと 自分で自分を石像化 家庭の守護神――犬 家庭の守護神 続――猫 紛失したステッキ 本当に読んだ? ある葬式 3 リンド 髭剃りの教訓 ささいなことを弁護して 幸福の度合い ガチョウ 壊れた眼鏡 論争好き 思うだに震える 4 ミルン 金 魚 最高のフルーツ 人の性格は何で判断できるか 村の祝典 温度計随想 芸術家の存在価値 占 い 丁重に辞退します 秘密文書 本書収録エッセイの掲載書目一覧 あとがき
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人間をみつめて/神谷 美恵子
¥891
著:神谷 美恵子 出版社:河出書房新社 判型・ページ数:文庫判・152頁 『生きがいについて』『こころの旅』と並ぶ、ハンセン病治療につくした精神科医・神谷美恵子の代表作新書判の初文庫。弱い自分を支える、人間を越えるもの、恩恵、使命感の意味を問い直す。 読み終えた後もずっと本棚に置いておき、折にふれて読み返したい1冊です。
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食いしん坊な台所/ツレヅレハナコ
¥869
著:ツレヅレハナコ 写真:キッチンミノル 出版社:河出書房新社 判型・ページ数:文庫判・184頁 楽しいときも悲しいときも、一人でも二人でも、いつも台所にいた ――人気フード編集者が、自身の一番大切な居場所と料理道具などについて語った、 食べること飲むこと作ることへの愛に溢れた初エッセイ。 カラー写真のページも多く、読み応えたっぷりです。
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よくわからないまま輝き続ける世界と 気づくための日記集/古賀 及子
¥1,870
著: 古賀 及子 出版社:大和書房 判型・ページ数:四六判・304頁 日記界の新星として注目される著者待望の日記本。日常を、試しにかすかにふるわせてみたら? 心に風が吹く発見に満ちた日々の記録。 【目次】 はじめに 1章 身近な未体験にふれる 2章 過去を振り返って思い出すように気づく 3章 アナログの質感に気づく 4章 あたらしい暮らしに気づく 5章 自分がやってこなかったことをやる 6章 家事に気づく 7章 身近な未体験にふれる おかわり おわりに
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急に具合が悪くなる/宮野 真生子・磯野 真穂
¥1,760
著:宮野真生子・磯野真穂 出版社:晶文社 判型・ページ数:四六判・256頁 哲学者と人類学者の間で交わされる「病」をめぐる言葉の全力投球。 共に人生の軌跡を刻んで生きることへの覚悟とは。 信頼と約束とそして勇気の物語。 もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命言われたら、どのように死と向き合い、人生を歩みますか? もし、あなたが死に向き合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を築きますか? がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。 【目次】 1便:急に具合が悪くなる 2便:何がいまを照らすのか 3便:四連敗と代替療法 4便:周造さん 5便:不運と妖術 6便:転換とか、飛躍とか 7便:「お大事に」が使えない 8便:エースの仕事 9便:世界を抜けてラインを描け! 10便:ほんとうに、急に具合が悪くなる
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【サイン本】音を立ててゆで卵を割れなかった/生湯葉シホ
¥1,870
著:生湯葉シホ 出版社:アノニマ・スタジオ 判型・頁数:四六判・168ページ 気弱で、繊細で、もがいていた。 「食べられなかったもの」で振り返るエッセイ集 様々なウェブ媒体を中心にライティング、取材で実績のある⽣湯葉シホさん。幼少期から20代までにかけて不安でたまらなかった自己の内面を「⾷べられなかったもの」の記憶とともにふり返る、初の単著となるエッセイ集。繊細な心の機微を捉え、共感を呼ぶ30篇です。 今だけ、著者サイン本をお届けします。 <目次> はじめに 音を立ててゆで卵を割れなかった あのドクターペッパーとってよ カニ最高! 真夏の午後のかけうどん なに食わぬもみじ饅頭 フォカヌポウ 腐ってしまった時間について 神戸さんのクイズ 日の差しすぎているデニーズで ジェットストリーム・ザ・そうめんスライダー 貴婦人のワルツ なまじろい 壊れかけの家系ラーメン スーパースターの天ぷら 星野くんと湯豆腐 夏の致死量 水餃子って絶対言って マリモ 8月、新宿三丁目にて 恐怖の砂糖工場 カップヌードルのかたちをした凹み シフォン、シフォンとマカナは言った 爆ぜている火 パイプ椅子のうしろの ゴディバはわかってくれる 先生 手に届かないものは何であれ美しいと私たちが思っていたころ そういえば死んでいるおばあちゃん 聖体拝領 MUTSUの餌付け
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私の孤独な日曜日
¥1,980
発行:月と文社 判型:B6変形判・184頁 映えないからこそ、愛おしい。自分を見つめる17人の休日ひとり時間の過ごし方 休日のひとり時間、あなたは何をして過ごしますか? ――1970年代生まれから2000年生まれまでの17人による、ひとりで過ごす休日についてのエッセイ・アンソロジー。 独自の視点と感性で文章を書く人たちに執筆を依頼。書き手の肩書きは、いわゆる著名人ではなく、事務職、マーティング職、システムエンジニア、バリスタ、専門紙記者、大学院生、イラストレーター、書店店長、ライター、ひとり出版社経営者など。無名でありながらも、その人ならではの「孤独」の風景を持つ方々から、魅力あふれるエッセイが届きました。 誰かの「映えない」休日の裏にあるさまざまな孤独に触れることで、あなた自身の平凡な休日も、不思議と味わい深く感じられるかもしれません。 <目次> 休日のショッピングモールのことは大好きだけどたぶん僕とは相性が悪い…上ネズミ 渡り廊下…小黒悠 真夜中宇宙航海日誌…みすみ 脱衣…shun 何もしない。それもいい。…西谷恭兵 バーで孤独と乾杯したい…三毛田 中規模イオンで妄想する未来…澁谷玲子 僕と他人事と気分転換…中野 丁寧な暮らしはサザエさん症候群を打破できるのか…のろのろな野呂 布団のなかにいる…勝本育実 二十五時の国…青野朝 人が嫌いなわけではなくて…タムラ 出不精の言い訳…きのこやろう 社会から切り離された、いくつもの休日…鈴木豊史 さてどうしたものか…。…宇佐見明日香 日曜日の内野指定席B…伊野尾宏之 その舞台裏が愛おしい…藤川明日香
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幸あれ、知らんけど/平民 金子
¥1,870
著:平民 金子 発行:朝日新聞出版 判型:四六判・240頁 神戸の街で40歳から子育てを始めた作者の、平凡だけどかけがえのない日常。 集団登校を見守り、50歳を前にラーメン漬け生活を捨て肉体改造に励む。 カレーうどんの汁を捨てる妻と大喧嘩、公園に恐竜がやって来る? 関西弁の会話のやり取りのリズムが耳心地いいです。
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別荘守人の塔/大桐 佳奈
¥1,650
著:大桐 佳奈 発行:みらいパブリッシング 判型:A5判・96頁 オールカラー 対象:小学校中学年~大人 物語の舞台は、自然豊かな高原の別荘地。避暑のため都会からやってきた主人公は、自宅のそばに不思議な家を見つけます。 そこに住んでいたのは、「イヌべさん」という人物。亡くなった飼い主の姿に転生し、思い出が詰まった別荘地で家作りをはじめたのだといいます。 イヌべさんの別荘には、驚きがいっぱいです。 飼っている馬と目が合うように設計された夏の寝室、屋根裏に侵入した動物たちの糞を肥料にする仕組み、鳥の餌入れがある屋根、キツツキが壁に穴を開けないためのアイデア……。 その不思議な住まいに魅了された主人公は、イヌべさんと共に、自然に寄り添う暮らしをさらに模索します。 第2部では、亜高山帯の動植物への理解が深まるエッセイを収録。 著者が実際に蓼科高原で1年間暮らした日々を綴った絵日記や、フィールドワークの報告から野生動植物との共生を考えます。
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ここで唐揚げ弁当を食べないでください/小原 晩
¥1,760
著:小原晩 発行:実業之日本社 初版:2024年11月 判型:四六判・176頁 1万部を突破した伝説的ヒットの自費出版エッセイ集、 新たに17篇を加え、商業出版されました。 23区に上京したある女の子の東京での生活を中心としたエッセイ集。 せわしない日々からこぼれていく感情や体験をユーモアたっぷりに掬いあげる文章に心がほぐれる全40篇。
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文にあたる/牟田 都子
¥1,760
著:牟田 都子 出版社:亜紀書房 判型・頁数:四六判・256P 人気校正者が、書物への止まらない想い、言葉との向き合い方、仕事に取り組む意識について、思いのたけを綴った初めての本。 -------------------------------------- 〈本を読む仕事〉という天職に出会って10年と少し。 無類の本読みでもある校正者・牟田都子は、今日も校正ゲラをくり返し読み込み、書店や図書館をぐるぐる巡り、丹念に資料と向き合う。 1冊の本ができあがるまでに大きな役割を担う校正・校閲の仕事とは? 知られざる校正者の本の読み方、つきあい方。 -------------------------------------- 校正者にとっては百冊のうちの一冊でも、読者にとっては人生で唯一の一冊になるかもしれない。誰かにとっては無数の本の中の一冊に過ぎないとしても、べつの誰かにとっては、かけがえのない一冊なのだ。
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私が私らしく死ぬために 自分のお葬式ハンドブック
¥1,430
編:rn press 出版社:rn press 判型・頁数:新書判 最新の遺体処理から安楽死まで。 あなたは、いつ、どこで死ぬでしょう。 よりよく生きるために知っておきたい「死ぬ」ということ。 一章 死ぬ直前のこと 二章 死んだあと、すぐのこと 三章 私らしく死んでいった人たち 四章 明日も前向きに生きるために 死ぬときの呼吸のこと、食事のこと。宗教のこと、費用のこと、お墓のこと。うんざりするような「決まりごと」と、これからの私たちのこと。たくさんの事例を紹介しながら綴るルポルタージュ。 ※ZINEで刊行していた初版・2刷が完売となり、装丁がリニューアルされています。中身はZINE版と同じものです。
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いかれた慕情/僕のマリ
¥1,870
著: 僕のマリ 出版社:百万年書房 判型・頁数:四六変形判・224頁 百万年書房、暮らしレーベル第3弾。 わたしはずっと、君みたいになりたかった。 『常識のない喫茶店』『書きたい生活』著者・僕のマリの、原点。 秘めながら漏れ出す激情の奔流。 こんなにドキドキするエッセイ、他にない。 家族にも友人にも本音を言うのが苦手だった。何年生きても薄い関係しか築けないのが、ずっとコンプレックスだった。自分を晒すことにどうしても抵抗があり、踏み込むのも踏み込まれるのも躊躇した。そうやって生きてきたから、誰かの友情や愛情を目の当たりにすると、決まって後ろめたい気持ちになった。冷めたふりして飄々と生きているつもりだったけれど、本当はものすごく寂しかった。(本文より)