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【本について】
オンラインストアに載せている古本は店頭には並べていないものが多数です。店舗でご購入いただく際は、お気軽にお声がけください。
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学びのきほん 傷つきのこころ学
¥825
著:宮地尚子 出版社 : NHK出版 発行日:2024年11月 判型・ページ数:A5判・112ページ ※ソフトカバーのテキストタイプの本です。 人と人との距離感が変わりつつある現代では、誰もが多くの「傷つき」を経験する。 自分と他者はなぜ傷つき合い、それはどのように癒やせるのか。 トラウマ研究の第一人者が現代に特有の「傷つき」の背景を分析しながら、数十年培ってきた専門的知識を初めて私たちの日常生活に落とし込んで解説。
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傷を愛せるか 増補新版
¥792
著:宮地 尚子 発行:筑摩書房 発行年月:2022年9月 判型:文庫判 ・ 256頁 たとえ癒しがたい哀しみを抱えていても、傷がそこにあることを認め、受け入れ、傷の周りをそっとなぞること。 過去の傷から逃れられないとしても、好奇の目からは隠し、それでも恥じずに、傷とともにその後を生きつづけること―。 バリ島の寺院で、ブエノスアイレスの郊外で、冬の金沢で。旅のなかで思索をめぐらせた、トラウマ研究の第一人者による深く沁みとおるエッセイ。 この本の目次 1 内なる海、内なる空(なにもできなくても・○(エン)=縁なるもの ほか) 2 クロスする感性―米国滞在記+α 二〇〇七‐二〇〇八(開くこと、閉じること・競争と幸せ ほか) 3 記憶の淵から(父と蛇・母が人質になったこと ほか) 4 傷のある風景(傷を愛せるか)
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傷のあわい
¥880
著:宮地 尚子 出版社:筑摩書房 発売:2025年4月 判型:文庫判・240頁 たゆたい、ぶつかり、たじろぎ、傷つきに揺れながら生きる 米国で何者かになろうと海を越えた青年、夫の海外転勤に合わせて渡米した女性、人生に詰んで海外へ拠点を移した男性──。異国の地で、不安定さや傷つきに揺れながらも、そのとき成しえる最良の力で人生にぶつかっていく。その語りに、若き日の著者が耳を傾け、生きるということを同じ目線で考えた記録。 『傷を愛せるか 増補新版』の著者の原点となるエスノグラフィ。 解説 奈倉有里
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子どものおしゃれにどう向き合う? ——装いの心理学
¥1,034
著:鈴木公啓 出版社:筑摩書房(ちくまプリマー新書) 発売:2025年4月 判型:新書判・240頁 子どもとおしゃれの関係を、心理学から考える一冊が登場! 「ちょっとぽっちゃりしてきた?」「最近は小学生でも脱毛するんだって」「ほら、クラスのあのかわいい子」…… 大人の何気ない声かけ・言葉が、子どもたちの身体への意識に影響を与えます。 子どもたちにとっておしゃれとは、社会と向き合い、そして自分を知るための大切なツールなのです。イメージで語る前に、まずはその実態を探ってみましょう。 <目次> はじめに おしゃれの低年齢化?/おしゃれそのものに「よい」「わるい」はない など 第1章 おしゃれと装いの心理学 心理学における「装い」/装いの時間的・文化的普遍性/身だしなみとおしゃれ など 第2章 見た目を意識する子どもたち 現在の子どもたちの見た目への意識/見た目の満足と自己受容/都会の子どもの方が見た目を意識している? など 第3章 メイクアップ・体毛処理 小学生におけるおしゃれへのこだわり/体毛処理の経験の実態/子どもの体毛処理と社会的規範 など 第4章 ?身体型とダイエット 体型を意識する子どもたち/ダイエットの経験の実態/「?せ=よい」の背景にあるもの など 第5章 おしゃれによる心身のトラブル 装い身体トラブルって?/子どものダメージは大きい/とはいえ人はなかなかやめられない など 第6章 メディアの影響 社会にあふれる見た目を意識させるコンテンツ/メディア視聴とメイクアップや体毛処理との関連 など 第7章 (母)親の影響 意図せずに親は影響をおよぼしている/親からのプレッシャーが子どもに不満を抱かせる/母娘の強固な結びつき など 第8章 親が本当に困っていること 大人は何を華美なおしゃれと思っているのか/子どもの年齢と困り事/困り事は親の認識の側に など 第9章 大人は子どものおしゃれにどう向き合っていくか 大事なのは普段からのよい関係性/おしゃれの安易な禁止の悪影響/規則とのせめぎ合いと社会性の発達 など 第10章 子どもにとってのおしゃれの意味や意義 おしゃれを通して社会や自分と向き合う/子どものおしゃれがダメとされる理由/おしゃれを楽しめる社会に など おわりに アップデート―データをもとに現状を識る/最後に大事なこと など
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自分にやさしくする生き方
¥990
著:伊藤絵美 出版社:筑摩書房(ちくまプリマー新書) 発売:2025年3月 判型:新書判・240頁 セルフケア「しなければ」と思っていませんか? セルフケアは「一人で頑張る」ものではありません。日常のストレスに気づき、心の根っこにあるもやもやを解消し、自分にやさしくする技術を身につける一冊です。 こんな人におすすめ ・寝る前も勉強や仕事が気になってリラックスできない ・休むと自分を甘やかしているようで罪悪感がある ・人に迷惑をかけるのが怖くてSOSを出せない ・みんなはもっと頑張っているのに…と落ち込む <目次> 第Ⅰ部 自分にやさしく気づきを向ける 第1章 ストレスに気づいて観察する 第2章 ストレスを感じる自分にやさしさを向ける 第Ⅱ部 周囲からのサポートを受けることで自分にやさしくする 第3章 孤立せずに人とつながることの重要性 第4章 サポート資源を確認したり調べたりする 第5章 サポートネットワークを作成し、積極的に活用する 第Ⅲ部 「自分にやさしくする」スキルを身につける 第6章 安心安全を自分に与える 第7章 中核的感情欲求に気づいて、満たす 第8章 セルフ・コンパッションを理解し、実践する
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思春期センサー 子どもの感度、大人の感度
¥2,200
著:岩宮 恵子 発売:2025年3月 判型・頁数:四六・並製 ・220頁 「いつメンはいるけど友達じゃない」「いつメンはインフラ」「キャラかぶりはNG」「世界中にいじめられてると知られた」……。 空気を敏感に察知し友達関係に腐心、SNSに縛られる子どもたち。日常と非日常を往還し、ときに劇的な変化を見せる姿に出会ってきた臨床家がエピソード豊かに描き出す、今どきの思春期。 <目次> はじめに――思春期センサーという視点 ふつうとフツー 共同体の変化 全年齢に広がる思春期心性 思春期センサーという視点 事例の紹介について Ⅰ 1章 思春期をとりまく現状から 「いつメン」と「ぼっち」 いつメン以外は異文化交流 友だちのようで友だちじゃない 学校でのインフラとしてのいつメン さまざまな場所で起こっている二極化 旅の恥はかき捨て 2章 学校でのいつメンとネットでの親友 中学生男子の事例から いつメンとの関係性 箱庭の表現から読み取れるもの ネットのなかの親友と彼女 ネットのことを面接場面で語る意味 異界イメージとネット 思春期センサーと箱庭 現代の思春期とネット 3章 「解離っぽい」ことの裏側にあるもの 「解離っぽい」という切り口 保護者との関係のなかで起こる「解離っぽい」こと こころの麻酔としての偽ストーリー 行動にこころが追いつかない ネットとリアルの「解離っぽさ」 ゲーム人格とリアル 4章 ネットと思春期センサー 「一匹オオカミ」はもうかっこよくない 一緒にいるしかないから一緒にいる デジタルな自由連想 ニコイチではなく、ハッコイチ 親友かどうかはわからないけれど、誰が彼氏かはわかる 多重構造のコミュニケーション 思春期心性の暴走をうながすSNS 「個人の問題」と「関係性の問題」 俯瞰から生まれる自分 自我体験の訪れ 目と耳と指先だけを使うスマホの世界 身体をしっかりと意識すること 変化の際の暴力性 Ⅱ 5章 消え去る女性のイメージ 理不尽な事件をこころに落とし込むための物語 重大事件に対する中学生の反応 ネット依存の裏側にあるもの――消え去る女性 ネットとリアルをつなぐ物語 思春期と喪失 6章 外からの力で生まれる物語 中間的なエレメント エビデンスからこぼれ落ちるもの 主訴が語られるまで 症状の意味 暴力の侵入とリアリティ インターフェイスに生まれる「物語」 思春期センサーがとらえた夢 変化のなかの暴力性――村上春樹の作品から 7章 私も知らない「私」の「秘密」 秘密と噓 「秘密」と人間関係 排除をめぐる傷のありか 箱庭表現の試行錯誤 触れそうで触れない距離 夢のなかの「秘密」 私も知らない「私」の「秘密」 ふたつの意味をもつ「接点」 大人のなかの思春期心性と知らなかった秘密 8章 異界につながる想像力 言葉にできないもの 西加奈子『ふくわらい』から考えられること 「見える身体」と「見えない身体」 侵襲ではなく、伝達 Ⅲ 9章 自己感覚を発見するとき 保健室のハードル 学校のなかのオアシス ふつうのひととは違う自分 好きなものと自己感覚 「異界」へ向かう深い穴 家のなかに潜む「異界」 「異界」への感受性の喪失 一二歳の死と生と――島本理生『あなたの呼吸が止まるまで』から 進歩や成長の裏側を支えるもの 10章 思春期センサーの目盛り センサーの目盛りの幅の違い ネットいじめが与える傷 現代の思春期のネットとリアル ネットから受けるダメージ 鬼の笑い――河合隼雄の解釈から ときを待つということ ふたつの時間――クロノスとカイロス 参考文献 初出一覧 あとがき
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世界の適切な保存
¥1,870
著:永井 玲衣 出版社:講談社 発売:2024年7月 判型:四六判・288頁 見ることは、わたしを当事者にする。 共に生きるひとにする。 世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。 この世界と向き合うための哲学エッセイ。 『水中の哲学者たち』著者による最新刊です。
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ないものとされた世代のわたしたち
¥1,980
著:熊代亨 出版社:イースト・プレス 初版: 2024年10月 判型・頁数:四六判 並製 280ページ 就職氷河期世代は、50代に。 あのころの思い描いた未来と今は、どこかちがう。 昭和の地域社会、就職氷河期、オタクの変遷、発達障害の台頭、インターネットへの期待と現実、ほんとうにやってきたポストモダン社会……時代の変化のなかで何を体験し、そして、何を見落としていたのか。1975年生まれの精神科医が、半世紀の記憶と記録をたどるクロニクル。 <目次> はじめに この半世紀であらゆるものが変わった/氷河期世代とは何だったのか/未来は見えにくい/一人の精神科医が見た半世紀の日本/本書の構成 【社会】第1章 途上国の面影のこる地方社会 1975年~ あらゆることがアバウト/ 昭和の大人たち/ 地元共同体はユートピア?/「地元」の不適応者/ 「もうここにいたくない」 【経済】第2章 ないものとされた世代のわたしたち 1980年~ バブル景気なんて本当にあったのか/ 『なんとなく、クリスタル』の予言/「これは何かおかしい」/就活という問題系/一人また一人と力尽きていった/それでも成果主義に熱狂したわたしたち/遅れて発見された氷河期世代/氷河期世代のその後 【オタク】第3章 犯罪者予備軍と呼ばれたオタク 1990年~ オタクとは何であったか/ 「兄貴は自室を他人に見せたがらない」/最先端の消費者としてのオタク、新人類 97 / 「この気持ち悪いオタク!」/「おまいらキター・おれらキター」量産されるオタク オタクとサブカル/マス・マーケットとして発見されたオタク/ 「キモオタ」はどこへいった? 【精神医療】第4章 診断され、支援され、囲われていく人々 2000年~ 「おまえ、何科に進むの?」/ 1999年の精神医療/ 研修医はピーチツリーフィズ依存/廃れていった診断たち/発達障害の台頭 時代が浮かび上がらせた症状/「このまま消えてしまいたい」/わたしとわたしたちの再出発/精神分析からDSMへ/私自身もADHDに当てはまるのではないか/それは社会の優しさか、恐ろしさか/精神医療と時代 【ネット】第5章 インターネットにみた夢と現実 2010年~ デジタルネイティブではないけれど/ 「ファンサイトを見に行こうぜ」/匿名掲示板・テキストサイト、「おれら」の世界 /アンダーグラウンドな空間にあったシェアの夢/いつの間にかビジネスの草刈り場/嫌儲・おぼえていますか/「インターネットが世間になっている!」/こうして世界は「便所の落書き」に囲まれた/あのころの未来にたどりついたけど/わたしたちは愚かなサイボーグになった 【現代思想】第6章 やってきたのは「意識低い」ポストモダンだった 2020年~ ニューアカの登場とオワコンになるまで/「オタクにもインターネットにも当てはまるんじゃないか」/「患者さんの症状はこんなに空間に左右されるのか!」/ 思想家たちの予言は意識が高すぎた/嘘を嘘と見抜けない時代/ほんとうの、大きな物語のおわり/日本の田舎とポストモダン/すべてが寄る辺のない未来に備えて おわりに 主要参考文献 (出版社HPより)
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ただ生きるアナキズム
¥2,860
著:森 元斎 発行:青弓社 発売:2024年5月 判型・ページ数:四六判・312頁 国家や資本主義が私たちの欲望をさまざまに制限する現代にあって、「ただ生きる」とはどういうことか。「ただ生きる」ために、私たちは何をすべきなのか。 アナキズムの観点から、キング・クリムゾンを聴き、ゴダールや石牟礼道子の物語に飛び込み、デヴィッド・グレーバーや鶴見俊輔と対話してその思想を大胆に読み替える。社会の編み目にある暴力や非対称な関係性をあぶり出し、それらを避けるための基盤として相互扶助があり、自由があり、欲望があることを描き出す。 音楽や映画、文学、思想を軽やかに跳躍して、硬軟織り交ぜた文体とときに挑発的な語り口で国家や資本主義と対峙する。そして、不断の努力と相互扶助で日々の営みを支え、小さなさざ波から大きな潮目を変えていく、日常にあるアナキズムの可能性を活写する。 目次 0 序に代えて 音楽篇 1 東京の西から――フィッシュマンズについて 2 ルー・リードとニューヨーク 3 特異性の論争(ルビ:コントロヴァーシー)――プリンス、その経験の雫 4 キング・クリムゾンの残響――一九六九年の精神史 5 「少しづつ身体は死んでく」――ceroにまつわる思い出話 6 土と音楽 映画篇 7 after the requiem――ジャン=リュック・ゴダールの脱構成 8 王をたたえない――『バーフバリ』について 9 映画のなかのアナキズム――『金子文子と朴烈』(監督:イ・ジュンイク、二〇一七年)論 10 俺たちは共産主義者だ――『ギミー・デンジャー』 11 「力」のための覚醒剤――スパイク・リーのために 12 チョッケツ、アジア――空族『バンコクナイツ』 13 狼の夢/夢の狼――『狼を探して』(監督:キム・ミレ、二〇二〇年) 文学篇 14 森崎民俗学序説――森崎和江における「水のゾミア」の思想 15 瀬戸内寂聴のアナキズム 16 悶え加勢すること――石牟礼道子について 17 鉱物的な眼――谷川雁 18 地を這う精神――『はだしのゲン』 19 月と靄――稲垣足穂におけるリーマンと相対性理論、タルホ・コスモロジー アナキズム思想篇 20 石川三四郎における地球の思考――ヨーロッパ滞在から土民生活へ 21 ダンスができない革命なんていらない――ルクリュからグレーバーまで 22 アナキズムの自然と自由――ブクチンとホワイトヘッド 23 抵抗とは生である 24 ロジャヴァ革命について あとがき (出版社HPより)
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普及版 考える練習をしよう
¥1,430
マリリン・バーンズ 絵:マーサ・ウェストン 訳:左京 久代 出版社:晶文社 出版年月:2015年10月 判型・ページ数:A5判・128頁 【目次】 1 自己流で考えちゃだめだ 自分のことならよく知ってるってホント? / いつも見ているものをちゃんと見ること / せまい見かたってどういうことだろう? / いいセンスを持たなくちゃね / ぶらぶら歩くこともだいじだ / 何だかわかる? / むすびつかないものをむすびつけてみる / 知ってるつもりで知らない人たち / ものの見かたは1つきりじゃない / 頭が勝手に歩きだしたら 2 問題にぶつかったらどうするか 火のないところに煙は立たない / 何が問題なのかはっきりさせること / 「マザー・グース」で考えてみよう 3 頭にだって屈伸運動が必要だ 思いつきだけじゃだめだ / どんな考えも書きだしてみること / 理屈は1つってかぎらないんだ / 最後から考えてみる / 質問することはカッコいいんだ / 心を自由に遊ばせよう / まえに見たことあるんじゃないかな? / べつの人になったつもりで考えてみよう / いちばん役に立つのはマクラかな?
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自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
¥1,650
著:しんめいP 出版社:サンクチュアリ出版 発売:2024年4月 判型:B6 ・240ページ ぶっ飛んでいるのに、なぜか論理的。 生きづらさがマシになる(かもしれない) それが、東洋哲学。 「自分が本当にやりたいことってなんだろう?」 「そもそも、本当の自分ってなんだろう?」 そんな全・自分迷子に贈る、衝撃の哲学本がここに誕生。 すべての答えは、「東洋哲学」にあった!! 【目次】 インド編 1章 無我 自分なんてない ブッダの哲学 ブッダってだれ? 超ハイスペックなひきこもり ブッダ、自分探しの旅にでる 修行しすぎて死にかける 歴史をうごかしたおかゆ 自分とか、ない。 逆に、どこに「自分」がある? 苦しみをなくす、衝撃の方法 ブッダと「無我」のその後 2章 空 この世はフィクション 龍樹の哲学 龍樹ってだれ? 龍樹、あのひとに似すぎ問題 龍樹のガチの黒歴史 インド中を論破する 空 世界が激変するヤバい哲学 みんな「ことばの魔法」にかかっている みんな魔法を使ってる 「ことばの魔法」の正体 家族も「フィクション」 会社も「フィクション」 国も「フィクション」 モノさえも「フィクション」 まちも「フィクション」 すべてはつながっている 境界線、ぜんぶ幻 ひとつのものに宇宙をみる 空をかんじるとき すべての悩みは成立しない ぼくと「空」 革命戦士になるため島へ 芸人になることにした からっぽになったら「空」が心に沁みた 中国編 3章 道 ありのままが最強 老子と荘子の哲学 老子ってどんな人 ありのまますぎ 荘子ってどんな人 道とはなにか 「現実」も「夢」もあいまい 「道」がわかれば天下がとれる 「道」から学ぶ婚活術 「道」から学ぶ転職術 ぼくと「道」 4章 禅 言葉はいらねえ 達磨の哲学 全然しゃべらないタイプの人 ダルマさんは「もってる」 ダルマさん、無愛想すぎて終わる ダルマさん、言葉すてすぎ問題 またしても訪れる奇跡 禅、中国にひろがる 禅とはなにか? 本を、ありのままみる ピンチなときこそ「言葉をすてる」 この原稿ができるまで ぼくと「禅」 日本編 5章 他力 ダメなやつほど救われる 親鸞の哲学 一休も絶賛した親鸞の哲学 地獄の京都にうまれたエリート たどりついた「他力」の哲学 あきらめると、「空」がやってくる ただ、信じる 親鸞のセンパイ「法然」の弱点 親鸞、ダメ人間をきわめる 親鸞、逮捕されて改名 親鸞、覚醒する さとり人口の拡大 ぼくと「他力」 6章 密教 欲があってもよし 空海の哲学 フィジカルモンスター・空海 万物の天才、空海 空海は陽キャ 東洋哲学やるひとの「弱点」 「密教」は超ポジティブ 「密教」の「空」 マンダラにかかれているもの さとったらみんないっしょ 「なりきる」ことのパワー 大日如来になりきる 生命を肯定するってことは… 性エネルギーってなんだ 欲望、もっててよし ぼくと「密教」 あとがき
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雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら
¥1,760
著:東畑 開人 出版社:角川書店 発売:2024年9月 判型:四六 ・352ページ 家庭で、職場で、ふだん当たり前にしているケアが難しくなった時の道しるべ ―― こころのケアははじめるものではなくて、はじまってしまうものである。 つまり、自主的に、計画的に、よく考えて契約書にサインしてから開始するものではなく、受け身的に、期せずして、否が応でも巻き込まれてしまうものです。 よく晴れた休日に散歩に出かけたら、突然大雨が降ってくるようなものです。 そういうとき、僕らは当初の予定を変更して、とにもかくにも雨宿りをできる場所を探したり、傘を買ったりしなければいけなくなります。 同じように、ある日突然、身近な人の具合が悪くなる。 子どもが学校に行けなくなる。パートナーが夜眠れなくなる。老いた親が離婚すると言い出す。部下が会社に来なくなる。あるいは、友人から「もう死んでしまいたい」と連絡が来る。 突如として、暗雲が立ち込める。 どうしてそうなったのか、なにをすればいいのか、これからどうなるのか、全然わからない。 でも、雨が降っていて、彼らのこころがびしょ濡れになっていることだけはわかります。 そのとき、あなたは急遽予定を変更せざるをえません。とにもかくにも、なんらかのこころのケアをはじめなくちゃいけなくなる。 傍にいるのがあなただったからです。その人があなたの大事な人であったからです。 ある日突然、あなたは身近な人に巻き込まれて、雨の中を一緒に歩むことになってしまう。 こういうことがどんな人の身の上にも起こります。 人生には、こころのケアがはじまってしまうときがある。 ですから、突然の雨に降られている方々に向けて、あるいは長雨の中で日々を過ごしておられる方々のために、心理学の授業をしてみようと思います。 雨が降ったら、傘を差すように、こころのケアがはじまったら、心理学が役に立つと思うからです。 ――(まえがきより)
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問いの立て方
¥946
著:宮野 公樹 出版社 : 筑摩書房 発行日:2017年8月 判型・ページ数:新書 208ページ ロジカルを良しとするのも、ロジカルが良いという考えあってのこと。なぜロジカルであったりエビデンスベースであったりすれば我々は正しいと思ったり、納得できると思ったりするのか。新規事業、起業、地域課題、研究テーマから、働き方、生き方まで!本質に迫る「問い」が持てる。 (出版社HPより)
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【古本】太陽 1977年9月号 no.173 源実朝
¥600
発行:平凡社 状態:古本。背表紙や表紙、裏表紙にシミあり、本文に日焼けあり。大きな傷みはありません。 <特集> 源実朝 鎌倉・伊豆・箱根 CLOUDY YOKOHAMA 村上龍 上賀茂の社 瀬戸内寂聴 ほか
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大人の友だちづくりはむずかしい
¥1,540
著:大嶋 信頼 出版社:KADOKAWA 発売:2023年12月 判型:四六判・192頁 「ずっと、なんとなくさびしい」から解放されるための一冊。 「大人の孤独感」を心理学的アプローチから解きほぐします。 「友達と楽しそうにしている人を見るとうらやましくなる」「友達がいないのは自分に魅力がないせいだ…と落ち込む」そんなさびしさを感じたとき、この本を開いてみてください。
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正直個性論
¥1,980
SOLD OUT
著:水野しず 発行:左右社 発売:2024年5月 判型・ページ数:四六判・224頁 バブル経済崩壊、平成のゆとり教育、蔓延る自己責任論、SNS社会── 平成から令和にかけて膨らんだ「個性」の幻想を打ち砕く、POP思想家・水野しずの論考集第二弾! 「好きなことで生きていきたい」 「バイトしてる自分なんて自分じゃない」 「特別な人になりたい」 「個性」に振り回される人々に向けてよりマシな道を提示する。 生き方を揺さぶる、電撃哲学書! 【目次】 ●序文(今から常識では考えられないほど正直な個性の話をします) ●「個性」 「好きなことで生きていく」という脅迫 鬼滅の刃はなぜあんなにヒットしたのか ●個性=平凡 それでも個性がほしい! 共感という誤解 個性とうまさ ●正直 心の負債総額算出方法 「俺はいいけど、矢沢はどうかな?」現象 ●巻末 面白さの判断 ~心の隠蔽テクニックを分析してアプローチする、主体性回復マニュアル~ 個性ではないもの一覧表 「正直個性論」Q&Aコーナー ※保護用のグラシン紙を巻いてお送りします
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平安貴族の夢分析
¥1,540
SOLD OUT
著:倉本 一宏 出版社:角川書店 初版: 2024年10月 判型・頁数:文庫・416P 平安時代の貴族は夢を神や仏のお告げと信じ、加持祈祷や陰陽道にすがったとされてきた。目に見えない「物」を怖れ、迷信や禁忌に囲まれていたと考えられていたのである。しかし、古記録からは、自らの利益実現のために夢を巧妙に利用した強かな姿が浮かび上がってくる。行成の『権記』では昇進要求に。道長の『御堂関白記』では政務や儀式をサボる口実として。彼らは夢をどのように捉えていたのか。知られざる精神性に迫る。 <目次> もくじ 夢とは何か―はじめに 一 平安朝文学に見える夢 1 和歌文学と夢 2 歌物語と夢 3 作り物語と夢 ・『源氏物語』の夢 4 「歴史物語」と夢 ・『栄花物語』の夢 ・『大鏡』の夢 5 日記文学と夢 ・『蜻蛉日記』の夢 ・『更級日記』の夢 6 説話文学と夢 ・『日本霊異記』の夢 ・『今昔物語集』の夢 二 平安貴族の古記録と夢 1 古記録の夢 2 藤原忠平と『貞信公記』 3 藤原師輔と『九暦』 4 重明親王と『吏部王記』 三 摂関期貴族の古記録と夢 1 藤原行成と『権記』 (1)政務と人事 (2)宗教的な夢 (3)天皇と王権 (4)家族や個人 (5)他の古記録に見える行成の夢 (6)能吏の夢 2 藤原道長と『御堂関白記』 (1)口実としての夢 (2)その他の夢 (3)他の古記録に見える道長の夢 (4)サボりの口実の夢 3 藤原実資と『小右記』 (1)宗教的な夢 (2)人事の夢 (3)政務と儀式 (4)天皇と王権 (5)家族と個人 (6)秘事伝承の夢 四 後期摂関期貴族の古記録と夢 1 源経頼と『左経記』 (1)関寺の仏牛をめぐって (2)その他の夢 (3)実務官人の夢 2 藤原資房と『春記』 (1)王権の夢 (2)人事の夢 (3)宗教的な夢 (4)天皇側近の夢 平安貴族は何を夢みたのか―おわりに
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学びのきほん しあわせの哲学
¥737
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著:西研 出版社 : NHK出版 発行日:2021年06月 判型・ページ数:A5判・128ページ ※ソフトカバーのテキストタイプの本です。 人が元気に喜びをもって生きていく、そのために必要なことは何か 哲学という営みが誕生して2500年、哲学者は、どのように「しあわせ」を見出してきたのか。ソクラテスの「対話」、ハイデガーの「可能性」、ニーチェの「永遠回帰」……。哲学者が時代ごとに考え抜いた思想の「エッセンス」から、人がしあわせに生きるために必要な考え方を提示する。 (出版社HPより)
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世代とは何か
¥2,530
SOLD OUT
著:ティム・インゴルド 訳:奥野克巳、鹿野マティアス 発行:亜紀書房 初版:2024年10月 判型:四六判並製・242頁+カラー2頁 ──地球規模の危機を乗り越え、未来を確かなものにするために、わたしたちは何をすべきか。 巨大な危機に直面したいま、私たちは「古いやり方」に立ち戻る必要がある、とインゴルドは唱える。 古来、脈々と紡がれてきた「知恵」とは、いったいどのようなものだろうか? <目次> ◉日本の読者のみなさまへ ◉まえがき 第1章 世代と生の再生 親子関係 系譜学的モデル 相続と持続性 第2章 人の生涯[ライフコース]をモデル化する 年を取り、子をなす 歴史の天使 釣鐘曲線 生と死 第3章 道を覚えていること 薄層で覆われた地面 過去からの道 アーカイブからアナーカイブへ 懐かしむこと 第4章 不確実性と可能性 呪いを解く くぐり抜けながらおこなう 注意の構造 驚愕と感嘆 第5章 喪失と絶滅 種のカタログ 子をなすことの系譜 人種と世代 保全と、ともに生きること[コンヴィヴィアリティ] 第6章 人類を再中心化する 人間を超えて、人間する[ヒューマニング] 例外主義の告訴 進歩と持続可能性 群れとタービンについて 第7章 教育のやり方 学究的な姿勢 理性と応答可能性 新しい人々、古いやり方 知恵と好奇心 第8章 科学技術の後に STEMからSTEAMへ 科学とアーツ デジタル化と手先仕事 結び ◉解説に代えて ◉原注