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【本について】
オンラインストアに載せている古本は店頭には並べていないものが多数です。店舗でご購入いただく際は、お気軽にお声がけください。
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お許しいただければ 続イギリス・コラム傑作選
¥935
訳:行方 昭夫 出版社:岩波文庫 判型・ページ数:文庫判・296頁 「毎朝二〇年間も髭を剃っていれば、誰だって何かを学ぶことになる」(リンド)。 隣人の騒音問題や犬派・猫派論争から当時の世界情勢まで、誰にとっても身近な出来事をユーモアたっぷりに語る、ガードナー、ルーカス、リンド、ミルンの名エッセイ。約一世紀前の作ながら、その人間性への鋭い洞察は今なお大いに共感を呼ぶ。 【目次】 はしがき 1 ガードナー 隣の連中 ノコギリで丸太を挽く 年配者について 帽子屋の哲学 自分自身で考える 自分自身を見る 「雨傘症」について 記憶喪失 勇気について 2 ルーカス アメリカのヒーロー 渡し場で考えたこと 自分で自分を石像化 家庭の守護神――犬 家庭の守護神 続――猫 紛失したステッキ 本当に読んだ? ある葬式 3 リンド 髭剃りの教訓 ささいなことを弁護して 幸福の度合い ガチョウ 壊れた眼鏡 論争好き 思うだに震える 4 ミルン 金 魚 最高のフルーツ 人の性格は何で判断できるか 村の祝典 温度計随想 芸術家の存在価値 占 い 丁重に辞退します 秘密文書 本書収録エッセイの掲載書目一覧 あとがき
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複眼人
¥1,430
著:呉 明益 訳:小栗山 智 出版社:KADOKAWA 発売:2025年1月 判型:文庫判・432頁 太平洋に浮かぶ神話的な島と、近未来の台湾。二つの島に巨大な「ゴミの島」が押し寄せる時、謎の「複眼人」が姿を現す――。世界14か国で翻訳。台湾現代文学の担い手による代表的長編、待望の本邦初訳。
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台湾文学の中心にあるもの
¥1,980
著:赤松美和子 出版社 : イースト・プレス 政治、そして多様性、 台湾では文学が現実に人と社会を動かし続けている。 激動する歴史の中で、文学が社会を動かし、文学が人のパワーの根源となっている台湾。日本語で読める約50作品を紹介しながら、政治に翻弄されつつも、必死に格闘し、社会に介入してきた台湾文学を読み解き、その全貌を示す! (出版社HPより)
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ベル・ジャー
¥2,750
著:シルヴィア・プラス 訳:小澤身和子 出版社:晶文社 発売:2024年7月 判型:四六判・388頁 優秀な大学生のエスター・グリーンウッドはニューヨークのファッション誌でのインターンを勝ち取ったとき、夢がついに叶うと信じて喜んだ。しかし、退屈なパーティー、偽善的に感じられる恋人、空虚なだけのニューヨークでの生活に違和感を覚え、世界が支離滅裂なものに感じられる。 そして、とあることをきっかけに精神のバランスが徐々に崩れていく。 世の中は欺瞞だらけだと感じる人、かつてそう思ったことがある人たちに刺さりつづける、英米だけで430万部を売り上げた世界的ベストセラー、待望の新訳。 海外文学シリーズ「I am I am I am」、第一弾!
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ササッサ谷の怪 コナン・ドイル奇譚集
¥990
著:コナン・ドイル 監訳:小池滋 編:北原尚彦 出版社:中央公論新社 初版: 2024年10月 判型・頁数:文庫・352ページ ササッサ谷の幽霊を見た者は呪われる――。囁かれる伝承の真相とは? 幻のデビュー作をはじめ、著者の才が光る珠玉の短篇十四作を収録。 〈解説〉北原尚彦 (出版社HPより)
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人殺しは夕方やってきた マルレーン・ハウスホーファー短篇集
¥2,310
著:マルレーン・ハウスホーファー 訳:松永美穂 出版社:書肆侃侃房 発売:2024年4月 判型・頁数:四六判 ・244ページ 山の中でたった一人、壮絶なサバイバル闘争を繰り広げる女性を描いた長篇小説『壁』で、世界を震撼させたマルレーン・ハウスホーファー。 多くのフェミニスト、作家たちに影響を与えた彼女の、知られざる短篇小説名作集がついに邦訳! <目次> 1 少女時代の思い出 美しきメルジーネ ぞっとするような話 雌牛事件 さくらんぼ 初めてのキス おばあちゃんが死ぬ ドラゴン 懺悔 2 大人の生活 小さな幸せ 人殺しは夕方やってきた 日曜日の散歩 おもしろい夢を見る女性 ミルテの木、もしくは軽率なマティルデ フォン・ガイエン氏の夜の出逢い お話 とりわけ奇妙な愛の物語 人喰い 3 戦争の影 クワガタムシ 司令官の死 一九四五年の春 国家の反逆者 間借り人たちのクリスマス 恐るべき忠節 ウィロー夫妻 変身 もろびと声あげ(イン・ドゥルチ・ジュビロ) 訳者あとがき
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理由のない場所
¥1,100
著:イーユン リー 訳:篠森 ゆりこ 出版社:河出書房新社 発売:2024年5月 判型:文庫判・272頁 母親の「私」と自殺してまもない16歳の息子との対話で進められる物語。著者の実体験をもとに書かれた衝撃作。生前と同じような調子で、生と死の境界線を超えて会話がなされ、母親の底なしの悲しみが伝わり強く心を打つ。刊行当初より大きな反響を呼び、PEN/ジーン・スタイン賞を受賞。魂をゆさぶられる他に類をみない秀逸な作品。
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センス・オブ・ワンダー
¥1,980
著:レイチェル・カーソン 訳とそのつづき:森田 真生 絵:西村 ツチカ 出版社:筑摩書房 発売:2024年3月 判型・頁数: 四六判・184ページ 「ここにきてよかったね」 この星はすべての生命を祝福している。 世界的ベストセラー『センス・オブ・ワンダー』待望の新訳、さらにその未完の作品を、いま京都から書き継ぐ。 「本書に込めた願いはひとつだ。この星に生まれたすべての生命が、ここに「きてよかった」と思える世界を作りたい。」(あとがきより) 西村ツチカさんの挿絵も素晴らしいです。