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著:最首 悟
装画:中井敦子
発行:創元社
発売:2023年8月
判型・ページ数:四六判変型 168mm × 130mm・160頁
著者の第4子で重度の知的障害者である星子さんとの暮らしや、津久井やまゆり園事件の犯人「植松青年」との手紙のやりとり、また1977年から通い続けた水俣の地と水俣病などについて、87歳の著者が10代の若者3人と対話を重ねた記録です。
能力主義と優生思想、人とのかかわり、個・自立・責任、差別、脳死、人の生死といのち……などをめぐって話しあい、いのちに価値づけはできるのか、「共に生きる」とはどういうことかを考えます。
“わかろうとする努力は、「結局は、わからない」とあきらめるのではなく、<いのち>を生きていく希望なのです。″
(「はじめに」より)
<目次>
はじめに
参加者の紹介
第1回 頼り頼られるはひとつのこと
「3人の自分」と星子さんの誕生
星子さんとの暮らし
頼り頼られるはひとつのこと
コラム 「聴(ゆる)す」=心をひらいて聞く
第2回 私の弱さと能力主義
「弱さ」と能力
やまゆり園事件の植松青年とのかかわり
能力で人の生死を決められるのか
第3回 開いた世界と閉じた世界
社会の中の優生思想
自立と自己責任
「個人」の西欧と「場」の日本
コラム 「いる」と「ある」の違い
開いた世界と閉じた世界
コラム 日本語の中の成り行き主義
いのちの中の死と生
第4回 いのちと価値のあいだ
差別と水俣病
石牟礼道子が伝えた水俣
いのちと価値のあいだ
おわりに
いのちと価値のあいだをもっと考えるための 作品案内
※グラシン紙を巻いてお届けします。
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